東海テレビ

第2回放送 年末年始が狙われる

 家を空ける機会が増える年末年始は、空き巣などの被害が多発する時期です。愛知県は空き巣などのドロボウ被害が9年連続で全国最多になっていて、今年も住宅を対象とした被害件数は、10月までに3483件(内、空き巣は2616件)になっています。平成27年の被害総額は49億円を超えました。

 番組では、実際にあった事件を検証する他、犯罪防止の4つの原則「時間(割るのに時間がかかる防犯ガラスなど)・光と音(ドロボウが嫌がるもの)・地域の目(不審者をあぶりだす地域の連携)」など、防犯対策の心得を詳しく紹介します。

 また、年末年始はお酒を飲む機会も多くなります。お酒を飲んで車を運転した人はもちろんのこと、車を運転するおそれのある人にお酒を飲ませた人やお店、車を運転するおそれのある人に車を貸した人、そして運転手がお酒を飲んでいると知って一緒の車に乗った人も罰せられます。

 番組では、飲酒運転にまつわる実際の事故を取材。被害者や加害者だけでなく関係者すべてに悲劇が襲う飲酒運転事故をリポートする他、ひき逃げ事件を捜査する交通鑑識にも密着。事故を起こした後、恐くなって逃げたなどという「逃げ得」を絶対に許さない捜査の最前線をお伝えします。

 また今回は、若手機動隊員と高速道路交通警察隊員にも密着。治安を守る「最後の砦」と呼ばれる機動隊。そして、高度かつ熟練の技が求められる高速隊用パトカーの運転。共に厳しい訓練を経たエリート隊員たちの活躍を紹介します。

 空き巣を減らすのも交通事故を減らすのも、ひとり一人の努力です。そして、飲酒運転による事故は、なくせるはずの悲劇なのです!

【出演】
事件ファイルナビゲーター
  峰 竜太
事件ファイルリポーター
  いとうまい子
ナレーション
  生野 文治

第1回放送 高齢者を守れ 2016年9月19日放送

第3回放送 女性・子どもを守れ 2017年3月20日放送