バスルームの扉を開けると...

前回に引き続き、ART NAGOYA 2012の話題です。

ホテルの客室が会場ということで、

「作品を部屋に飾ると、こんな感じになる」と

具体的にイメージできるのが特徴。

 

ベッド、テレビ、椅子や机...

インテリアと作品がマッチするよう、

展示に工夫をこらしています。

 

ところで、ホテルの客室に欠かせないのがバスルーム。

扉を開けてみると... なんと先客がいました!!

 

20121014-01

 

まさに"全身泡人間"

そのサイズと存在感にびっくり!!

クッションなどの中身で使われる、発泡ビーズで作られています。

 

恐る恐る(!?)横から覗いてみると...

 

20121014-02

 

鏡を覗き込む、少し前かがみの姿勢。

今にも動き出しそうで、隣にいてドキドキします。

 

この作品を作ったのは、松本 萌子さん

 

20121014-03

 

作品のタイトルは 「REST ROOM いきがオチた」

バスルームは、別名レストルーム。レストとは英語で"休憩"。

そこでは普段、何も考えず、いわば無になるような時間。

その「ふっと力を抜く感じ」を表現したそうです。

 

用を足し、余分なものを出し切って、フッと息を抜いた瞬間、

全身が軽くなり、泡人間に変身する...

...そんな光景が目に浮かびました。

 

バスルームだからこそ似合う作品!

でも、この作品が自宅にあったら、

扉を開けるたび、びっくりしてしまいそうですね♪

 

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