小さな旅~美濃

ゴールデンウィークとはいえ、

私の場合はいつもと同じく仕事の日々。

その分、先月は小さな旅をくり返し、

"おでかけ欲"を満たしてきました。

 

DSCN7539.jpgうだつ街並みブログ.jpg

 

岐阜県美濃市、うだつのある街並み

私が訪れた日は、雨にしっとりと濡れて落ち着いたたたずまい。

GWには大勢の観光客で賑やかになることでしょう。

 

 

 

DSCN7540.jpg今井家住宅ブログ用.jpg

 

本美濃紙がユネスコの無形文化遺産になり、

訪れる人がぐっと増えているとのこと。

通りを歩いていても、お祝いムードが感じられます。

 

DSCN7571.jpgうだつ.jpg

 

ここでは、下を向いていてはもったいない!

やはり、うだつを見上げながら散策したいもの。

 

うだつとは、屋根の両端に作られた防火壁。

江戸時代、豪商たちが競い合って立派なうだつを設けました。

ステイタスシンボルのような意味あいもあったことでしょう。

 

国の重要文化財に指定されている小坂家のうだつは、

鬼瓦を持たない珍しい形。

すっきりとした美しさを感じます。

 

DSCN7547.jpgうだつ蔵ブログ用.jpg

 

ずっと上を見上げていると、首が痛くなっちゃう!!!

...という方におすすめなのが、こちら。

 

旧今井家・美濃資料館内の「うだつ蔵」です。

 

DSCN7548.jpgうだつ蔵展示ブログ.jpg

 

目の高さにうだつが展示してあるので、

細部までじっくり見ることができます。

 

DSCN7553.jpgブログ用.jpg

 

うだつ鑑賞のあとは、美濃和紙の世界に浸りましょう。

「美濃和紙あかりアート館」にて。

 

美濃の秋の風物詩、「美濃和紙あかりアート展」の

入賞作品を展示しています。

 

DSCN7550.jpgあかりアート手漉き.jpg

 

ひときわ目を惹いたのが、

美濃和紙の手漉きの様子を表したあかり。

 

まるで「ねぶた」のように、

顔や手の曲面もていねいに作り上げています。

 

DSCN7559.jpgあかりアート城.jpg

 

お城の形のこちらは、なんと小中学生の部の作品!

お見事!!!

 

DSCN7551.jpgあかりアート繭.jpg

 

和紙のあかりは、やはり温かみがありますね。

また、形も自在に変えられるところも大きな特徴。

和紙の可能性に、あらためて気づいたのでした。

 

 

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