ミニチュア『万景峰92』の製作(1)

毎週月曜日と木曜日にお送りしている「そもそもスイッチ!」。

 

今日は先週木曜日に開かれた安倍首相の緊急会見を受けて

北朝鮮問題を取り上げましたが、そこでキーポイントになったのが

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今回の制裁解除の対象にならなかった貨客船「万景峰号」です。

なぜ、北朝鮮はこの船の定期運航再開を求めるのか?

 

  スタジオでは前が客船、後ろが貨物船という万景峰号ならではの

特性 を説明するためにミニチュアを用意することにしました。

 

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とはいえ、「万景峰号」のプラモデルなどこの世の中には存在しません。

そこで、市販されている船のプラモデルを基本にして一から作っていくことにしました。

 

企画の概要が決まったのが先週金曜日。

そこから3日間月曜日の生放送に間に合わせなくてはなりません。

 

船ものは初挑戦で勝手のわからないことだらけですが、

(手前味噌ではありますが)奮闘の末、無事生放送に間に合ったということで、

その製作過程を2回に分けて記事にします。

 

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1日目 <7月5日(金)>

 

■午後3時

この日は私用で富山の実家へ帰る予定にしていたため、

道すがら、北名古屋市の模型店でベースとなりそうなキットを物色。

しかし想定していた1/350スケールの製品在庫がなく、

やむを得ず一回りほど小さな1/700スケールのキットを2つほど購入。

■午後8時~

実家に着くなり、購入したキットから使えそうな部品をより分けることに。

  パーツをしげしげと見ている余裕はありません。

 

結果、形状の複雑な船底は戦前にブラジルへの移民輸送に使われた

貨客船「ぶらじる丸」のものを使用することに決定。

 

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同時に購入した日本郵船のコンテナ船「春日丸」のキットからは 救命ボートのパーツだけを拝借

(結局それ以外のパーツは全く使いませんでした^^;)

 

 

  写真 2014-07-05 6 54 23.jpg

船底のパーツを組み立て、形状の違う 客室部分はカッターですべて切り飛ばします。

そしてインターネット上で拾ってきた資料写真とにらめっこしながら、

新たに客室部分を形作っていきます。

 

時間的制約を考えると細部まで再現することには無理があるので、

形を残すところと省略するところを考えながらの作業です。

 

粗々の形はスタイロフォーム(断熱材などにも使われる発泡スチロール)を

基本に切り出して成型、 プラ板で外板部分を覆いました。

 

 

  写真 2014-07-05 16 45 08.jpg  

外板以外の部分は、作業時間を短縮するためにスタイロフォーム(水色の部分)

をむき出しのまま、後からパテで均します。

しかし、スタイロフォームは化学変化に弱い特性があるので、

このとき溶けてしまう恐れがあります。

 

それを防ぐために、水で薄めた木工用ボンドを筆で塗っていきます。

 

 

・・・この日はここまでで深夜になってしまいましたので、作業終了。

翌日は丸一日休みということで、たっぷり作業時間が取れるはずです。

 

 

【その(2)に続く】 

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