ストーリー

毎週土曜よる11時40分

第6話 79日放送

夫の抱える思い
 今ある幸せは、片倉ひかり(川島海荷)さんから授かったもの。
 6年もの間、清和(田中直樹)が抱え続けてきた思い。それを知った佐都子(安田成美)のもとに浅見(石田えり)から、ベビーバトンの説明会で養子を迎えた話をして欲しいと頼まれる。清和への思いもあり佐都子は一瞬ためらうが、そんな佐都子に浅見は「良いことも悪いこともそのまま話してほしい」と言う。
見えない明日
 一方、ひかりは朱美(MEGUMI)が書いた七夕の短冊から、朱美には樹という亡くなってしまった子供がいたことを知る。最愛の子を病気で失い、生きることすら億劫になった朱美を救ったのは、出産前に蒔いた種から出た、たった一葉の百日草の芽だった。
「一度狂った歯車は、そう簡単には戻せない。それでも種を蒔いて明日を生きるしかないんだよ」
朱美の言葉を噛みしめるひかり。しかし、そんな中、坂上(山田将之)の元で詐欺の手伝いをしている健太(小野塚勇人)は苦しみの最中にいて……。
香澄の葛藤、清和の懊悩
 幼少期の母親との関係のせいで母になることに怯えを抱く香澄(佐津川愛美)は、不倫相手との子を中絶するかしないか迷っていた。そんな香澄を清和は食事に誘う。
 無責任に産めば子供が不幸になる、と考える香澄は清和に中絶同意書をつきつける。 「育てられないのになぜ産むのか。俺には否定できない……」とつぶやく清和。 清和はひかりに感謝していた。朝斗(林田悠作)を産み、その笑顔に出会わせてくれたことに。
 答えのない苦しみを抱えた二人。清和は、香澄をベビーバトンの説明会に誘うが……。
会場へ
 数日後、佐都子は、清和・朝斗とともに、会場を訪れていた。
 浅見に紹介された佐都子たちが聴衆の前に着席。そして、それぞれの思いを胸にベビーバトンの説明会が始まろうとしていた……。

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