トピックス

毎週土曜よる11時40分

制作発表

 東海テレビ制作の、毎週土曜の夜に放送する「オトナの土ドラ」第2作目となる、『朝が来る』(6月4日スタート 毎週土曜 よる11時40分~)の制作発表会見が都内ホテルで行われ、安田成美さん、川島海荷さん、田中直樹(ココリコ)さん、石田えりさんが登壇しました。

 今回、16年ぶりのドラマ主演を果たす安田成美さんは、「養子の子をシンプルにただただ一生懸命に愛する、栗原佐都子という役を演じさせて頂きます。原作『朝が来る』にとても感動して、この連ドラに参加させて頂こうと思いました。この作品が映像化され、放送されることをとても嬉しく思っております」と語りました。

 また、片倉ひかりを名乗る謎の女役の川島海荷さんは、「私自身はこのドラマで最初は謎の女として出させて頂くんですが、どういう意図で佐都子に会いに行くのか?そしてその女はどのような人生を歩んできたのかということを是非たくさんの人に見てもらいたいです。その中で何かその女性に共感する所を感じてもらえたらいいなと思っています」と語ってくれました。

 続いて、佐都子の夫・清和役の田中直樹さんは、「自分が無精子症ということで夫婦の間に子供を授かることができず、養子という形で朝斗が家にやってきた。そして今は幸せだが、自分のせいで佐都子に子供をつくってあげることができなかったという思いをずっと心の中に持ちながらも、その思いを自分の中でどう決着をつけて家族を守っていくのか?この部分がとても大事なポイントだと思っております」とみどころの一つを教えてくれました。

 最後に、養子縁組支援団体、『ベビーバトン』代表、浅見洋子役の石田えりさんは、「養子縁組の仕事を少し調べたのですが、どんな境遇に生まれて来た命もできるだけ輝けるようにと信念を持って手伝う仕事でした。その思いを一生懸命伝えられるように頑張りたいと思います」と熱く話していました。

 主演ドラマということで、座長としての現場の雰囲気を教えてくださいという質問に安田さんは、「すみません、座長の意識が全くなくやらせて頂いていて…」と話し、「ただ役に専念しているだけでして、日々、座長としては差し入れに専念しているだけです(笑)」との発言に、笑いが起き、和やかムード。

 そんな雰囲気は現場でも同じだそうで、川島さんは「安田さんは本当にほわほわしたオーラを持った方で、普段はわりと早口な私ですが、安田さんと話すと、自分もゆったりなペースになれます。失礼ながら!?癒されています」と会場を笑わせました。

 田中さんも、「本当に明るくて、自然な方でいらっしゃるので、現場の雰囲気はても柔らかいといいますか、安田さんが入られるとぱっと現場が明るくなるイメージがあります」と発言。

 そして石田さんは笑いながら、「シリアスな芝居をしているときに吹かないで欲しいんです~(笑)。すごくいいセリフが入っているのに…やめてください(笑)」と話し、これに対し安田さんは「石田さんおもしろい方だから…。先輩すみません(笑)」と、これには会場からも大きな笑いが起こりました。

 さらに「プライベートで“幸せを感じる瞬間”は?」との質問に、「私は誰かと笑い合っているときが幸せです。家族でも友だちでも現場でも…」と安田さん。「ちょっとした幸せなんですが、現場で朝のおにぎりがちまきだったとき。ちまきを朝から食べられるなんて贅沢で幸せだなって思いました」と川島さんはかわいらしい答えでした。

 産みの親と育ての親が登場するこのドラマに掛けて、みなさんにとって母親とはどんな存在ですかという質問に、安田さんは、「いるだけでいい。遠くにいて一緒に過ごせていなくても母親という存在は心強いもので母親のことが大好きです」と。そして川島さんは、「20歳になってご飯やお酒を一緒に飲むようになってから関係性が変わりました。先日一ヶ月会えなかったときがあり、母はまるで恋人かのように心配していましたが、そんな母のことが大好きです」と話しました。

 とにかく制作発表の間は、安田さんの柔らかなオーラに包まれて、終始皆さん和やかムード!とてもチームワークのいい現場の雰囲気が垣間見える制作発表でした。

東海テレビ