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渡辺いっけいさん(北山修治役)

プロフィール

――今回の撮影を振り返っていかがでしたか?
「撮影が終わったばかりって実感がないんですけど...。このシリーズが始まったのが3年前で、当時に比べると体力的に乗り切る自信がないまま撮影に入りましたが、今回はこれまで以上に子供たちに助けられました」
――渡辺さんのそばから離れない真之介役の黒澤宏貴さんの姿もよく見かけました。
「そうですね(笑)。あいつはあいつでポテンシャルがすごく高くて、それは彼だけでなく、今回のメンバーは役者としてみんな一人で立てる子たちばかりでした。僕が支えたり、フォローしたりすることもほぼなかったですから。現場に"ライブ感"がありながら、走り抜けられましたね。過酷な撮影ではありましたけど、子供たちのパワーとポテンシャルに乗っかって、乗り切れた感じですね」

――蒼役の須田アンナさんはいかがでしたか? 本格的に演技を始めてまだ日が浅いですが。
「最初の1週間でガッて変わって良くなりました。彼女の演技にもライブ感があって、気持ちで演じる子なんですよね。心掛けているのか、もともとそういうものを持っているのか分かりませんけど、きっとダンスもそうだと思うんです。彼女が所属しているユニットのダンスを『FNS歌謡祭』で観ましたが、目立つんですよ。身内意識でなく、良い意味で目立つのは彼女がきっと"気持ち"の子だからだと思います。自分の想いが表現に直結する才能を持っているんですよ。一生懸命やることは当然だけれど、楽しかったり、どういう気持ちで踊っているのかがダンスに表れている。それで目を引くんですよね。演技も気持ちでやることを絶対に忘れない子だから共演者として信頼できるし、役を任せられましたね」
――須田さんの今後の成長が楽しみですが、これまでのシリーズからもたくさんのメンバーが活躍していますね。
「うれしいですよ、もちろん。それにみんながどうしているのか気になりますよね。ここからはもう身内意識というか親心ですが(笑)、それぞれの現場で頑張れたか、『今回はちゃんと楽しめたか』って聞きたくなりますね。みんながこの作品を大切に思っていると聞きうれしく思っているし、今回もこれまでのシリーズのメンバーが出てくれましたが、ガッツリ一緒だったとことは違う関係性を築けるんですよ。一夏、一緒に頑張った共通の思い出があるので、当時の延長でなく新たに親しくなれるのはおもしろいですね」

――話としては今回、北山の内面がより深く描かれましたが。
「(脚本家の)清水有生さんの仕掛けがいろいろあって、もちろん演じ甲斐はありましたが、やっぱりヘビーだったかな(笑)」
――今シリーズの北山を演じて、気持ち的に変化などありましたか?
「山下(容莉枝)さんが演じる加害者の遺族である由季子さんありきなんですよね。山下さんの表現者として持っているものが清水さんに今回のエピソードを書かせたと思ってます」
――山下さんは毎回、予想もつかない展開が起きるので、台本に身をゆだねるしかない、と語ってました。
「よく練られた展開だと思いました。最初はサイドストーリーだったものが、北山に大きく関わる話になっていって。なぜこんな話を思いつくんだろう、と改めて清水さんに畏怖の念を持ちましたね」

――2年ぶりに"明日ピカ"に出演して、改めて思ったことはありますか?
「こういうテーマでドラマを作るのは、中途半端では外してしまう可能性もあるんですよ。そのさじ加減が非常に難しい。役者にかかっている部分もありますし、あえて"ベタ"な表現でストレートに演じなければいけないシーンもあり、それは清水さんの計算なんでしょうが、そこを成立させるためには役者がしっかり演じ、リアリティーを持たせないと『クサくて観てられない』ということになりかねないんですよ。清水さんが僕らのことを信頼して書いてくれているんでしょうね。そこに応えなくちゃいけないし、ハードルは高いですよ。でも役者としてはやり甲斐があるし、ギリギリのところで踏ん張ってやるので、そういう意味では精神的にはタフな作業ですけど、観て下さっている方の反響を見ると、やった意味のある作品だと思っています」
――1作ごとにハードルは高くなっていますか?
「どうでしょう(笑)。高くなるんじゃないでしょうかね。この作品はシリーズ物ですからどうしても『前にもこんなシチュエーションあったな』ということがあるんですよ。そこでなぞらないようにするのは大変な作業で、役者って手応えのある仕事をすると、矛盾しているけれど、忘れていかなきゃいけないんですよ。良いと言われたことを繰り返しても、観ている方からすると、『前に観たよ、それは』ということになるので、自分を戒めなきゃいけないんです」

――「かぼちゃハウス」を一度離れた仁に北山が帰ってくるよう説得する場面は、まさしく"明日ピカ"ならではと思いました。
「あの場面は演出した植田(尚)監督の功績ですよ。(仁役の)浅香航大くんのことを『もっとお前は出来るだろ』とかなり追い込んでました。植田監督は熱い方で、あのシーンを撮っていたときは、北山が乗り移ったようでしたよ。まさしく監督含め、現場が一体になって作った場面だったし、航大が期待にちゃんと応えたので、僕は彼の演技に乗っかるだけで。アイツ、頑張りましたよね」
――今回、ラストで北山は「かぼちゃハウス」を去りました。北山はこれまで、自分の元から若者が巣立つのを見守ってきただけに、とても新鮮でした。
「そこは母体に戻る、というか。意図的に『かぼちゃハウス』に訪ねたときと同じ衣装を着ているんですけど、やっぱり今回の北山は"旅人"だったんだな、と思いましたね。個人的に好きなシーンです。とは言え、北山と『かぼちゃハウス』との縁が切れることはないだろうし、『たんぽぽ農場』との交流が続くのだろうな、と思わせる良いラストですよね」
――では、最後に。また北山さんに会えますか?
「う~ん。そうですね...。僕自身はまた会ってみたいと思ってます」
第45話
兄がしたこと、私がしたことを謝ります。申し訳ありませんでした。では、あなたたちに聞きます。兄にひどい仕打ちをしまし...

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