昼ドラ公式 twitter

柾木玲弥さん (植本浩樹役)

プロフィール

――最初は浩樹をどんな人物だと思いましたか?
「本当に“難しいな”というのが最初の印象でした。翔太や仁のように感情をむき出しにすることがほとんどなくて、悲しい時、涙を流すこともほとんどなくて。気持ちの見せ方として、涙を流せばそこで悲しみを分かりやすく表現できるじゃないですか。そういうことが出来ず、ちょっとした表情でいろんな感情を表現するのは大変だと思いました。だからたまに浩樹が怒るシーンがあるんですけど、そこは浩樹の違った面というか、普段とのギャップが出せる場面なので、ものすごく激しく怒っています」
――プロデューサーや監督と浩樹について何か話したりは?
「プロデューサーさんからは、浩樹がどう思って生きているのか、ということについて話ました。翔太を始め、かぼちゃのメンバーは好きだけれど、生きることに執着がないし、自分の病気のことも知っているけれど、そのことも悲観していない。そこをベースに、どんどん変わっていくのか浩樹の物語だと言われたんです。今井(和久)監督からはさらに、本能では生きたいと思っているかもしれないね、と言われました。それも難しいと思ったんです。浩樹が本能で思っていて、自分では自覚していない気持ちを視聴者の皆さんに伝えなきゃいけないわけですから」

――役が見えてきたのはいつ頃ですか?
「撮影が進んで段々と。どんな役もですけど、役が見えてくるのを待っているだけじゃダメだと思うんです。自分からぶつかっていかないと。自分なりに『こういう感じじゃないかな』と思ったものを表現してみて、監督さんからアドバイスをいただいたら、それを踏まえてまた演じてみて。蒼ちゃんを意識する場面があったんですけど、普段の浩樹らしからぬテンションで演じてみたんです。それは浩樹がこれまで誰かに恋したことがないから、自分でも自分の中に芽生えた感情を理解できず舞い上がった感じを表現したかったからです。恐れることなく、そうやって自分の演技のプランを試すのも大切かな、と思ってます。結構、この現場ではそういうトライをしていますね」

――浩樹はそんな風に自分からしかけられる役ですか?
「制限は多いと思います。分かりやすい役ではないので」
――浩樹はなぜ蒼に惹かれたのだと思いますか?
「勉強を教えている分、どんどん距離は近づきますよね。浩樹って翔太に対してもですけど、自分にないもの求めていると思うんです。またそれと同じくらい、自分と同じ境遇の人を求めている気がしています。蒼ちゃんは自分にないものをいっぱい持っているし、家族のことで考えられないくらい辛い出来事を体験していて、そこは家族のことで辛い目に遭った浩樹も共感できると思うんです。そういうところからいつしか蒼ちゃんに惹かれていたんじゃないか...、と」
――翔太とはまさに凸凹コンビですが、二人の友情をどんな風に思いますか?
「好き同士というより、言葉にしなくても互いに分かり合っているんだと思います。二人で一人というか、ワンセットというか。互いを補う存在ですよね」

――そんな二人が蒼との三角関係に...!?
「どうなるんですかね? 早く先の展開を知りたいです」
――柾木さん自身がもし三角関係になったら?
「今は友達を選ぶと思います。親友と呼べる友達ってそう出会えないと思うので」
――作品に対する感想を聞かせてください。
「浩樹を始め子供たちの壮絶な過去が描かれているところは何て残酷だろと思いました。それなのにみんなが笑顔になる場面もあって、そこは本当に幸せそうなんですよ。楽しいシーンのあと、まるで急降下するように大変な場面が出てくるからより胸に迫るものがありますよね。だから演じていても、笑いにあふれる場面は本当に幸せそうな気持ちで臨んでいます。そうすることで、後から出て来る悲しいシーンがより際立つと思っています」

――浩樹の見どころを改めて聞かせてください。
「浩樹が『かぼちゃハウス』のメンバーと違うところって家族に対する気持ちだと思うんです。翔太も仁も蒼ちゃんも家族を大切にしていますが、自分から家族を捨てた、と言っている浩樹が仲間たちに家族にまつわる問題が起きたとき、どんな心境でいるのか。蒼ちゃんと翔太との関係も見どころだと思いますが、浩樹の"家族観"っていうのもしっかり伝えていかなきゃいけない、と思っています」
――今後、浩樹はいろんな面でどんどん辛く大変になっていくと思いますが。
「そんなんですけど、それは浩樹を演じていく上で、おもしろみがいろいろ出て来るということだと思っています。積極的に浩樹を演じる楽しみを探していくつもりです」
――ところで渡辺いっけいさんとは違う作品で共演して、すぐこの作品で一緒になったそうですね。
「前の現場ですごく大人しかったんです、僕。基本すごい人見知りなので。今回はすぐみんなと打ち解けられたんですよね。それは須賀っち(須賀健太さん)のおかげです。同じ年同士で彼がいろいろ話しかけてくれて、僕も気が楽になれたので。いつも騒いでいる僕を見て、いっけいさんは『そんなんだったっけ?』って驚いてました(笑)。前作のときも思いましたが、いっけいさんは俳優の先輩として本当に尊敬できる方です。またすぐご一緒できてとてもうれしく思っています」

――柾木さんが演技をする上で大切にしていることとは?
「気持ち、です。それと事前に準備をし過ぎないこと。いろんな用意をし過ぎて演技をすると嘘になっちゃうから。お芝居ってその役に憑依することだと今は思っていて、演技はまだまだですが、とにかくその役に成り切りたいです」
-明日ピカクエスチョン-
*タイトル「明日の光をつかめ」にかけて。柾木さんはこの作品で何をつかみたいですか?
「俳優って何も約束されたものがない職業だと思うんです。だから俳優として次に繋がる何かをこの現場でたくさんつかんでいきたいです」


第45話
兄がしたこと、私がしたことを謝ります。申し訳ありませんでした。では、あなたたちに聞きます。兄にひどい仕打ちをしまし...

LINK

新着情報