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浅香航大さん(佐々木仁役)

プロフィール

――浅香さんはまもなく21歳だそうですが、10代の役を演じての感想は?
「年齢どうこうはないです。今回は芝居というより、まず10歳以上離れている小さい子もいるし、みんなと一緒にいる時の見え方とかバランスというものを考えています。これまで目上の方との共演が多かったんですね。『かぼちゃハウス』のメンバーの中で最年長としては、みんなをまとめなくちゃいけないかな、と思う時もありますが、人をまとめるの、得意じゃないんですよ(笑)。『しっかりして』と言われることもあるぐらいなので。そういう面も少しは成長したいですね」
――真之介役の黒澤宏貴さんが浅香さんを慕っている姿をよく見かけます。
「正直、以前は小さい子に対して苦手意識があったんです。最近、可愛いな、と思えるようになって、良いタイミングでこの作品に参加することが出来ました。(須賀)健太と(柾木)玲弥は二つ下ですけど、そうなると同じ年の感覚で仲良くしています」

――仁はドラマの序盤でいろいろな面が描かれましたが。
「最近、映画の現場が多かったんです。やっぱりドラマとでは撮影現場の雰囲気もいろいろと違っていることを今回、実感しています。特に昼ドラは撮影のスピードや撮る分量が違いますね。そこにまだ馴れていない段階で、仁の話がどんどん展開して、この流れに自分が追いつけているのかな、と最初は不安でした」
――では、最初の頃の撮影は大変でした?
「でしたね。最初のロケでいきなり皆と一端別れる場面を撮影したり、感情を爆発させるシーンばかりを撮ったり。今振り返れば、自分自身のてんぱっている感じが仁の追い詰められている感じにうまくリンクしていたんじゃないか、と思えてますけど」

――浅香さんはお昼のドラマ、初出演ですよね。
「30分の放送の中にいろんなものが盛り込まれているじゃないですか。この枠って分かりやすい芝居がときには必要だな、と感じています。ポイントは抑揚をどうつけるかだと。演技をするという面においてはドラマも映画も関係ないんですけど、今回、自分の中で"分かりやすさ"っていうことは意識してますね。自分自身もそうだし、人の抱く感情ってとても複雑だと思うんです。そこを伝わりやすく時に大げさに演じることに馴れていなかったので、仁を演じていても最初は不安が大きかったんですが、完成したものを見たら伝わってくるものがいろいろあり、これで大丈夫なんだ、と思えました」
――そもそもどんな風に役作りしたのか、教えて下さい。
「仁は大人に対して、絶望しかないんですよ。その気持ちがMAXだとしたら、話す気すらないと思います。でも反面、おっちゃんが『かぼちゃハウス』に最初に現れたとき、誰よりも話を聞いていたのは仁だと思います。『お前の話なんて、聞かねえよ』みたいな態度を取りながら、一番耳を澄ましていたのは仁だった、みたいな(笑)。"かぼちゃ"に住む子たちって、誰もが大人からひどい目に遭っていて、親の愛情にものすごく飢えていると思うんです。仁の中にもある、そんな思いを表現できたら、と考えていました」

――話が進むにつれ、仁に対して気がついたことは?
「何だかんだ言って、仁ってすごく優しいヤツだと思いませんか? 自分を必要としている人のことを拒めないところがありますよね。だから親父が会いに来て、自分の写真を大切にしていたり、『お前のことを考えない日はなかった』なんて言われると、優しかったときのことを思い出し、『もう一回、信じてみよう』と思ったり。それに翔太からパンを作って欲しい、と頼まれたときも『作らねーよ』と言いつつ、結局カンパーニュを作ったり、みんなからダンスを一緒に踊ろうと誘われて、『踊らねーよ』と言いつつ、最後は踊ったり(笑)。不器用な仁の優しさは好きですね」
――「明日の光をつかめ」という作品に対しての感想は?
「実際にこういう問題ってあるだろうから、非常に身近な話だと思うんですよ。親がいるとかいないとか関係なく、10代の人は"かぼちゃ"のメンバーの誰かに共感するだろうし、おっちゃんも"大人の鑑"のような人だけど、大人の人にしてもおっちゃんを見ているといろいろ思わずにいられないだろうし。そう感じるたび『すごい作品だな』と思ってます」

――浅香さん自身は10代の頃、どんな風に過ごしていましたか?
「悩みがあっても基本、親にも友達にも打ち明けなかったです。自分の中にため込んで、ためこんで、それがつい漏れちゃうようなことはありましたけど。自分のことしか信用できなかったんですよね。今はようやく、人を信じることも大切だし、まず自分が心を開かなきゃいけない、と思えるようになり、自分の気持ちを言えるようになりました。まだまだちょっとですけど。割と理屈屋だし、何でも筋書きを立てなきゃ気がすまないタイプで、10代の頃は今よりそれが強かったはずです(笑)」
――20代になり、こうしてテレビの連ドラにも出演していますが、俳優として今の目標は?
「普段の僕は熱しやすく冷めやすいところがあるんですが、芝居って正解もゴールもないから、どこまでも頑張れるんですよね。映画の現場が続き、楽しいこともやり甲斐もいっぱいあって、映画の現場でもっともっといろんなことを学びたいという気持ちもあります。ゆるいヨーロッパテイストの作品や、不可思議な会話劇をやってみたいんですけど、こうして昼ドラに出演させていただき、ドラマの現場では瞬発力を鍛えられることを実感しています。台本が届くたび、役に対してだけでなく、作品に対してもいろいろと発見があるんですよ。新鮮な気持ちを持って取り組めたことが刺激的だし、勉強になりました」
-明日ピカクエスチョン-
*タイトル「明日の光をつかめ」にかけて。浅香さんはこの作品で何をつかみたいですか?
「その質問、難しいな...。他のみんなは結構真面目なことを言ってるんですよね。ちょっとくだけたこと、言っていいですか? 実は中華料理、それもサンラータンメンが好きで。撮影所の周りに美味い中華料理屋がいくつかあるんですよ。どの店のサンラータンメンが一番うまいか掴みたいですね(笑)。こんな返事でいいですか?」
第45話
兄がしたこと、私がしたことを謝ります。申し訳ありませんでした。では、あなたたちに聞きます。兄にひどい仕打ちをしまし...

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