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第8週 118日(月)~122日(金) 放送

ふりかえり動画

 富貴子(黛英里佳)は、いきなり美輪子(逢沢りな)を養父母の家に連れて行く。そこは美輪子にとって、非常に忌まわしい思い出しかない、多摩留(戸塚純貴)の実家だった。
 混乱する美輪子に、富貴子は自分がこの家の長女だと告げる。衝撃を受け、美輪子は失神。やがて目覚めた妹に、富貴子はなぜ自分から近づいたのか語り始める。血の繋がらない家族を大切に思いながら、実の妹や母を求める気持ち。自分を慕う美輪子への愛おしさ…。危険と分かりながら、美輪子と離れられなかったと打ち明ける富貴子だった。
 姉の話を聞いた美輪子は、憑き物が離れたような表情で、多摩留の位牌に手を合わせる。富貴子と美輪子は、今日のことは二人だけの秘密にしようと固く誓い合う。
 姉妹の間で、これ以上ない秘密を共有したことで、美輪子は朗らかな笑顔と元気を取り戻す。美輪子は富貴子を取られたくない一心で、清塚(中山卓也)と付き合っていたが、その必要もなくなり、綱輝(片岡信和)に清塚と別れられるよう協力してほしいと頼む。
 綱輝は、清塚を世奈子(田中美奈子)の店に呼び出し、美輪子の気持ちを伝える。美輪子のストーカー事件のトラウマを持ち出され、清塚はしぶしぶ引き下がるが、綱輝たちの話を聞いていた世奈子は、清塚がふいに語った、富貴子の以前の暮らしぶりに何か引っかかるものを感じる。富貴子は、今は亡き養父母と鎌倉で暮らしていたと話していたが、清塚は富貴子が蒲田近くの商店街にある天ぷら屋の娘だと言ったのだ。
 世奈子が富貴子の身辺調査を始める。商店街で富貴子の実家を見つけたときは、そこがぼたん(黛英里佳:一人二役)の死に深い因縁があるだけに、腰を抜かさんばかりに驚く。
 世奈子は、富貴子の養父母のことを崑一(岡田浩暉)と眞澄(伊藤かずえ)に知らせる。崑一は怒りに震え、眞澄は涙に暮れるしかなかった。
 峰靖(安藤一夫)から、アメリカ時代の友人と名乗る二人連れの女性が現れたと聞かされても、気にも留めなかった富貴子だが、眞澄や崑一が急に冷たくなり、言い知れぬ不安を感じる。
 翌日、富貴子は養父母の家を訪ねると、その場に崑一が現れる。親同士で言い争いが始まり、興奮した杉彦(石田愛希)が崑一に店で使っていた天ぷら粉を浴びせてしまう。富貴子は怒り心頭の崑一に、二度と自分たちの前に現れるなときつく言い渡されて…。
 美輪子は突然、富貴子と連絡が取れず不安に。さらに、崑一から富貴子との断絶を聞かされると、富貴子の過去などとっくに知っていたと告げ、両親を驚かせる。

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