花衣夢衣

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vol.11 田岡美也子さん(羽嶋いより役)

2008年05月14日

――まず「花衣夢衣」という物語に対する、率直な感想を聞かせていただけますか。
登場人物に悪い人がおらず、みんながひたむきに生きている。ただ、相手を気遣って、ハッキリと物を言わずにいて、それが結果的に悲劇を生んでしまう…。とても日本人的な「情」の物語だと感じています。
――田岡さんはご自分が演じられている、いよりという人物をどのように捉えていらっしゃいますか。
いよりに限らず「花衣夢衣」の登場人物はみんな欲張り。自分の欲しい物をすべて手に入れないと気が済まない人たちばかりですね。中でもいよりは、深く考えずに直情的に行動するタイプ。その都度その都度、反射でアクションを起こしてしまう、裏表のない真っ直ぐな性格です。祐輔がひきこもり的な所がなく、心が優しい子なのも、いよりの育て方が良かったからだと思います(笑)。
――田岡さんといよりは何となく似ている気がするのですが…。
そうですね。私自身もよく考えてから走ると言うより、行動しながら考えるタイプ。走りながら「あれ?こっちは間違ってるかも…」と思ってしまう人間なんです(笑)。いよりと同じように、正攻法でストレートに物事に当たって、駄目ならそれでしょうがないじゃない!という気質ですね。
――共演者の方々とは、普段どんなお話をされているのですか。
やっぱり、役やストーリーについて話をすることが多いですね。役の立場から話をすることもありますし、もっと客観的に物語全体について語ることもあります。「みんながいい人すぎるから話がこんがらがっちゃうんだよ!」なんてね。
――それでは、スタッフとはどのようなお話をされているのですか。
スタッフさんは、皆さん忙しそうでなかなかゆっくりとお話をする時間が取れないのが現状。ただ昼ドラの撮影では共演者もスタッフも長い時間を一緒に過ごすことになるので、みんな家族のような感覚になってくるんですよ。だから若いスタッフの子達が先輩から叱られているのを見るとなんだか私まで胸がキュンとしてしまって、『どんまい!どんまい!』なんて心の中でエール送ってますね。でもカメラマン・照明さん・助監督さんと、女性のスタッフが大勢活躍していらっしゃるのは頼もしいです。勇気づけられますね。
――いより演じる田岡さんから見た「花衣夢衣」の見どころを教えてください。
人生とは予期せぬ出来事の連続。「花衣夢衣」はドラマですから様々な出来事が凝縮されていますが、描かれているひとつひとつのエピソードは、決して特別な事件ではありません。登場人物達の身に降りかかる出来事を自分に置き換えてご覧になると、そこからきっと得られるものがあると思います。個人的には毎回毎回、新しい着物を身につけて演じられるのが新鮮でとても楽しいです。

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