2008年04月07日

- ――まずは、ゆかり役に決まった時の率直な気持ちをきかせてください。
- とにかくめっちゃうれかった!ドラマでこんなにたくさんのセリフのある役をいただいたこと自体が初めてだったんですよ(笑)。
- ――それでは「花衣夢衣」の脚本に目を通された時の第一印象を聞かせていただけますか。
- まず何よりも「花衣夢衣」という大きな物語そのものに強く惹きつけられました。とても面白く魅力的な台本だな、と。波瀾万丈なストーリー展開なのに、ご都合主義を感じさせない、地に足の着いた脚本ですよね。とにかく先の展開が気になるので、早く次の台本を読みたい!と、そればかり考えていました(笑)。原作のコミックもとても面白いと伺っているのですが、原作に引っ張られずゆかり役を演じていきたいので、そちらはまだ読まないようにしています。
- ――そんな西さんから見た「ゆかり」という人物に対する印象を聞かせてください。
- ゆかりは混乱の続く戦後を生き抜いているたくましい女性です。1日1日をとにかく必死に生きている。私は彼女のような強さを持ち合わせていないので、そういう意味ではゆかりに憧れを感じています。
- ――確かにゆかりさんは芯の強い、頼りがいのある女性ですよね。
- ええ。だからこそ、ゆかりを演じれば演じるほど、彼女のことを好きになっていくんです。「花衣夢衣」の世界観の中で彼女を演じていくうち、少しずつ彼女の考え方や気持ちが透けて見えてきたような気がします。
- ――天真爛漫さが魅力のゆかりさんを演じる上で、心がけていることなどはありますか。
- 心がけているのは、とにかく明るく!ですね。おそらく彼女の人生の中にも、たくさんたくさん悲しい出来事があったのだと思います。けれどそれを乗り越えて、弱音を吐かず気丈に振る舞い続けられることがゆかりの強さだと解釈しているので。
- ――舞台を中心に活躍されている西さんにとっては、アウェイとも言える昼ドラですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか。
- こう見えても、私は緊張屋で、すぐガチガチになってしまうタチなのですが、スタッフさん方が演技に集中しやすい雰囲気を作ってくださっていて、とても助かっています。ただやっぱりドラマの現場にはなかなか慣れないというのが本音(笑)。撮影スケジュールがびっくりするくらいタイトなので、NGを出さないようにとにかく演じることに集中するようにしています。今の課題は「いかに緊張せずにやりきるか!」ということです(笑)。
- ――そんな西さんから見た「花衣夢衣」の見所を教えてください。
- ドラマで語られているのは昭和20年代。だからそんなに昔でもないんですよね。「花衣夢衣」では、この時代を象徴するようなエピソードが綴られています。現代を支えてくれている、おじいちゃん・おばあちゃんが青春を過ごしてきた時代にどんなことがあったのか…そんな視点からドラマに触れてもらえたら嬉しいですね。


