2008年05月06日
「花衣夢衣」では、友禅の着物が重要な役割を担っていることもあり、衣装には特に気を遣っています。主役の真帆と澪は双子で同い年。それをよく顔の似た実の姉妹が演じているのですから、気を付けていないと、それぞれの印象が似すぎてしまいますしね。真帆は寒色中心、澪は柔らかい色味という基本のルールはありますが、衣装も無尽蔵に用意されているわけではありませんから調整は正直骨が折れます。
さらに世代によって、真帆と澪を二組の姉妹が演じているので、主役が計4人。彼女たちの衣装の印象が被らないようにするのも衣装の腕の見せ所です(笑)。
衣装のセレクトは、事前に脚本を読み込むことから始めます。それぞれのシーンの印象にあった衣装を選ばなければならないからです。少し大げさかもしれませんが、物語を衣装から演出するつもりで取り組んでいます。
花衣夢衣の撮影では、1日平均4回程度の衣装替えが発生します。多い時には1日に7、8回着替えることもあるんですよ。洋服とは違い、着物は着付けにも時間が掛かります。回数が増えると、それだけで大変な作業になります。また、ドラマの撮影は、物語の時系列に沿って進むとは限りませんから、同じ衣装を同じ日に何度も着ることもあるわけです。
とはいえ、視聴者の皆さんからの「次はどんな衣装で登場するのだろう…」という期待には積極的に応えて行きたいですからね。もっともっとがんばりますよ!








