4月2日(土)スタート毎週土曜よる11時40分 放送

火の粉

4月2日(土)スタート毎週土曜よる11時40分 放送

ストーリー

第9話

最終話 5月29日放送

最後の晩餐

『心のこもった贈り物』
 武内(ユースケ・サンタマリア)と雪見(優香)の目の前で、池本(佐藤隆太)が琴音(木南晴夏)に刺し殺された。武内は、自分のために邪魔者を消してやったのだと打ち明ける琴音を冷たくあしらう。一方、事件を目撃した雪見は、警察から事情を聴かれることに。その後武内は、引っ越してきた初日のように、たくさんの品物を携えて梶間家を訪問する。相手のことを真剣に考えた末の、心のこもった贈り物…。しかし、勲(伊武雅刀)、尋恵(朝加真由美)、俊郎(大倉孝二)は、拒絶の眼差しを向ける。「皆さんとやり直す、これが最後のチャンスだったんです!」武内の怒号に怯えて、泣き出すまどか(庄野凛)。彼女にすがるように近づく武内だったが、そこに俊郎が立ちはだかる。
『“再審”』
 梶間家の奥の部屋で、武内は椅子に縛られていた。その目の前にいたのは、勲。「開廷します」狂気に駆られた目でそう宣言する。かつての的場一家、勲の母、関弁護士(迫田孝也)、そして琴音の元夫…。勲は武内を、彼ら全員に対する殺人の罪で、私的に裁こうと考えていた。武内は、勲こそ絶望の淵にいた自分を救ってくれた恩人だと主張。勲になら何をされても後悔はないと吐露する。そんな武内に勲が言い渡した判決は…「主文、被告人を死刑に処する!」
『最後の晩餐』
 感情をむき出しにした勲に、武内の心も揺れ動く。「琴音さんと、自首します」過去の罪を認め、警察に行くことを決意。しかしその前に、どうしても梶間家で最後に食事がしたいと懇願する。その気持ちを受け入れたのは、雪見と尋恵。料理を梶間家で作ることを条件に、最後の晩餐を受け入れる。その夜…手作りのバウムクーヘンを手に真剣な表情で訪れる殺人犯。そして豪勢な食事を作り、待ち受ける梶間家の面々。それぞれの思惑は…?響き渡るのは食器の音のみ。世にも奇妙な、最後の晩餐が始まった…。
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