おかえり ~とこわかの町・伊勢~

エリアドラマ第2弾!今回の舞台は「三重県伊勢市」。
主演は本田望結。初の高校生役に挑戦!

2020年1月2日(木)14:00~15:30放送

「ふるさとイチバン!」をスローガンにかかげる東海テレビのエリアドラマ第2弾。今回の舞台は、「三重県伊勢市」。日本の心のふるさと・伊勢で紡ぐこの物語のテーマは「常若(とこわか)」。20年に一度、社殿などを全て新しくする「式年遷宮」。遷宮では技術の継承だけではなく、人々の想いも1300年以上継承されてきました。「常若」の精神が人々の心に根付く伊勢を舞台に、決して変わることの無い心の中に宿る大切なものを紡ぎます。

Introduction

舞台は伊勢神宮の外宮からほど近い、昔ながらの風情を残す町、伊勢市河崎。

 主人公はこの町のゲストハウス「とこわか」を母・しのぶ(大塚寧々)と切り盛りする高校2年生の西川夏美(本田望結)。美術の道に進みたいという夢を持ちながらも、母を残して「ふるさと」を去るわけにはいかない、と悩みます。そんな夏美を時に厳しく、時に優しく見守る母・しのぶとの心温まるホームドラマを伊勢の歴史や文化を織り交ぜながら描きます。

出演は他に三重県出身の小倉久寛ほか。バラエティに富んだ俳優陣。撮影技術は4Kカメラを駆使し、おかげ横丁、夫婦岩、二見浦など伊勢ならではの風景や、伊勢春慶などの伝統工芸を鮮やかに映し出します。

STORY

三重県伊勢市河崎にあるゲストハウス「とこわか」。西川夏美(本田望結)は母・しのぶ(大塚寧々)と一緒にゲストハウスを切り盛りしていた。伊勢春慶の職人・坂本(小倉久寛)や、町の皆から可愛がられていて、夏美は「とこわかの看板娘」と呼ばれている。

美術部に所属している夏美は、絵画コンクールで入賞を果たした。それがきっかけで美術系の大学に進学したいという夢が膨らんできていたが、町の皆から愛され、良くしてもらっている自分が、故郷を出て行っていいのだろうか?夏美は揺れていた。

そんなある日、町に来客がある。田中恭平(桐山漣(※))。フリーの若手カメラマンだ。夏美は、恭平と一緒に伊勢の歴史や文化を学び、「常若」の精神を、今まで以上に詳しく知る中で、自分の未来について深く考え始める。そんな折、夏美にある依頼が舞い降りる。「使われていない蔵をギャラリーとして再利用するにあたって、最初の絵を描いて欲しい」…。

(※しんにょうの点1つ)

「常に若々しく、生きていく。人も技術も、町も。いつの時代も受け継いできた想い・・・」
夏美にとっての「常若」の答えを見つけた時、選択する未来は?その時、娘の想いに向き合う母・しのぶは…。

人物相関図

キャストコメント

主演・西川夏美役 本田望結さん

このドラマは、家族の温かいストーリーです。私の演じる夏美は、本当に優しい心を持った家族思い、友達思いの素敵で素直な女の子なんですが、思春期を迎えていて、自分の感情をうまく伝えられなかったり、自分の夢で迷ったりだとか、そういうところからちょっと反抗をしてしまいます。夏美が反抗心から髪を金髪に染めるのも見所のひとつです。

親御さんから見ても、自分の反抗期の頃を思い出せるようなストーリーでもありますし、私のような中学・高校生の方が見ても、何か今年の目標だったりとか、そういうものを決められるような作品でもあると思います。
今回主演をさせていただき、自分のセリフがたくさんあって、殆どのシーンに出させていただける喜びを感じていて、本当に毎日充実していて幸せです。女子高生役は初めてです。4月に高校生になりますが、一足先に高校生を勉強できるのは嬉しいです。きっと18歳になったらいろいろと変わるんだろうと思いますが、しっかりした大人になれるように積み重ねていきたいと思います。

西川しのぶ役 大塚寧々さん

子育てをしていく中であふれ出てくる感情とか、そういうものを大切に演じようと思いました。望結ちゃんとは2回目の親子役、前回はまだ小学校3年生ぐらいだったので、体だけじゃなく心も成長してるけど、可愛らしさはそのまま。河崎の町は初めてですが、ちょっと懐かしいような感じを受けるいい町ですね。

この作品は、新年・年明けにはぴったりで、おじいちゃん・おばあちゃんから小さいお子さんまで幅広い世代の方に楽しんでいただけるドラマだと思います。望結ちゃんと同世代の人たちにとっては、ちょうど人生の岐路、進路を選ぶ時期で、悩んだりしている時に、等身大の望結ちゃんが演じることで、前向きになれると思います。そして、私の世代のお母さんにとっても共感して見ていただけると思います。人として大切なこととか、大切な気持ちとかそういう感情というものが、すごく詰まったドラマだと思います。 

伊勢春慶の職人・坂本秀雄役 小倉久寛さん

私は三重県度会郡(現・大紀町)の出身で、高校で下宿して3年間、伊勢にいました。地元に来るのは久しぶりで、懐かしい感じがします。伊勢には旅番組では来ていますが、ドラマは初めてです。伊勢は気候もいいし、人も穏やかで食べるものも美味しいし、本当にいいところです。伊勢神宮があるのは自分の中でも誇りですし、どこに行っても自慢できます。神宮のお膝元で育ったということが、何か自信にもなっています。このドラマは、伊勢の魅力満載です。旅番組よりももっと踏み込んだ内容になっていますし、伊勢のことがすごく楽しめると思います。 若い子が、一つのことに向かって突っ走っていく姿に、胸がキュンとなりますし、伊勢を守っていく「とこわか」のおかみさんにも感動します。望結ちゃんと寧々さんの二人を追いかけていくと、いろいろなことが擬似体験できます。ちょっと昔に戻って、胸がキュンとなって、自分もいろいろ思い出したり考えさせられたりするドラマです。

出演者

西川夏美:本田望結

田中恭平:桐山 漣(※)

松原幹太:萩原 護
越野孝之:敦 士 
アルバーノ:厚切りジェイソン
坂本秀雄:小倉久寛

西川しのぶ:大塚寧々

(※しんにょうの点1つ)

スタッフ

脚 本 いとう菜のは
演 出 進藤丈広
ゼネラルプロデューサー 横田 誠(東海テレビ)
プロデューサー 猪飼健夫(東海テレビ) 東田陽介(テレパック)
制作著作 東海テレビ テレパック