STORY

第3話8月18日放送

 和也(堀井新太)のお陰で劇団に戻ることができたひかり(渡辺麻友)。そんな中、不審死を遂げた舞子(紺野まひる)を死の直前まで付け回していた男がいたことが分かる。警察が提示したその似顔絵は、兄の國彦(桐山)に似ていた。動揺するひかり。まさか、兄が舞子まで…? どこまでもつきまとう兄の罪に、ひかりは主役として抜擢されたミュージカルの稽古にも身が入らず、芽衣(宮澤エマ)から「命がけで舞台に立つ気がないなら今すぐ辞めて」と冷たく言われてしまう。

 一方、和也(堀井新太)もまた、警察が國彦を追っていると知り、ひかりの身を案じていた。そんな和也に、父・純一(橋爪淳)は國彦とは関わるなと命じる。たとえ15年前の事件で國彦が無実だったとしてもそれは和也には関係ないことだと。しかし、いてもたってもいられない和也は刑事の剛田(木村祐一)に会いに行く。そこで國彦の思惑に気付かされるとは露ほども思わずに…。

 警察が家まで来たことで、由布子(斉藤由貴)もまた國彦が出所したことを知ってしまう。興奮を隠せない母に対し、ひかりは「一度壊れたものは二度と元通りにならない」と告げ、謎を抱えたまま消えてしまった兄のことは忘れ必死に前を向こうとしていた。しかし、新たな苦難がひかりを襲う。何者かによって、ひかりが15年前の殺人事件の被疑者の妹だと暴露されてしまったのだった。劇団という唯一の居場所すら奪われてしまうひかりは、自暴自棄になり……

 そんな中……國彦の出所を知り、とある男もまた15年間、抱え続けた闇をあらわにしようとしていた。15年の時を経て、うごめき始めるそれぞれの狂気。すべてのきっかけである國彦の傍らには、謎の女(星野真里)の影があって……

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  • 放送後30分限定クイズ