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癒し屋キリコの約束

インタビューインタビュー

キララ役 中山 来未さん・本城 栞役 吉原 茉依香さん

――ドラマの撮影には慣れましたか?

中山「やっと慣れた、と思うとまた新しいことが待っている感じです」

吉原「そうそう。そうですね。いつ慣れるんだろう、と思っています」

――撮影が始まってすぐの頃はどんな気持ちでしたか?

中山「私はクランクインがロケだったんですけど、セリフが乱暴なもので、星田監督から『とにかく強気な感じで』と言われたんです。もう、そのことだけを考えていました。あとは何が何だか分からなくて、振り返るとあっという間でした」

――吉原さんもその現場に見学に来ていましたね。

吉原「ドラマの現場の緊張感がすごかったです。音一つ立ててはダメな感じで。来未が緊張しているのが伝わってきました」

中山「分かった?」

吉原「うん。来未が頑張っているのを見ながら、『見ているだけでも吸収できることはあるから、全部吸収しよう』と思っていました」

――中山さんが最初に登場した場面では、髪にエクステンションを付け、ビジュアルもインパクトがありました。

中山「衣装さんやヘアメイクさんがいろいろアイデアを出して、ああいう見た目になって、『演じるってこういうことなんだ』ってあの時は実感していました」

――スタジオでの撮影が始まってからはどうでしたか?

中山「一気に緊張感が増しました。『純喫茶 昭和堂』のセットがとってもリアルだったので、『こんなところでお芝居をするんだ』と思ったら」

吉原「ずっと同じセットにいて、いろんな場面を撮っていくじゃないですか。パッと気持ちを切り替えなくてはいけないのが大変です。泣いたあとで今度は笑顔になることも。演技の経験が浅い分、難しいと思うことばかりです」

中山「セリフを話しながら、動きもある場面は一連の動きが“段取り”に見えないよう、気持ちを大切にしたいと思っているんですけど、全然出来なくて。演技に“心”を込められるようになるが、今の課題ですね」

――撮影で印象的だったことは?

中山「皆さん、演技を楽しんでいらっしゃるのが伝わってくるので圧倒されるし、すごいと思います」

吉原「たくさんのセリフの中にアドリブを入れるから、来未と『今のすごいよね』って話しているんです。それに共演者の皆さんとお話しさせていただけるのは、勉強になります。とっても楽しいですし」

中山「長谷川さんとお話ししていたとき、『もったいない』って言われたことがあったんです」

――もったいない?

中山「キララは喜怒哀楽が激しいキャラクターだから、その一つ一つの感情を表現することを楽しまなくちゃもったいないって」

吉原「私は遼河さんとお話しをしていたとき、お芝居はリズムが大事だとおっしゃっていたんです。皆さんとお話しをする中で、演技の勉強になることをたくさんうかがっています」

――役への取り組みについて、聞かせて下さい。

中山「キララは切ない子だな、と思います。基本、明るいけれど、栞のことを守ろうと必死だし、親に捨てられた過去を何とも思っていない振りをしながら、ところどころで寂しさが出てしまうところが。明るいところは自分に似ている気がしています」

吉原「来未は意外とキララっぽいよね。サバサバしているところは、『来未っぽいな~』って思う。それとキララの超ハイテンションなときが素の来未に近い気がする」

中山・吉原 (笑)

――吉原さんは栞をどう演じていますか?

吉原「想像以上に難しいです。というのも、栞って“こういう子”っていう描写がないんですよ」

中山「そうだね。キララの言うことに対し、何か言うみたいな場面が多い気がする」

吉原「キララに相づち打つか、キララのとんでもない発言に『もう、お姉ちゃんは~』とため息つくか。“性格”が見えなくて」

中山「あ、本当だ」

吉原「だから栞の発言から、この子はどんな性格か自分なりに考え、演じるようにしています」

――実際は吉原さんのほうが中山さんより1歳年上なんですよね。

吉原「だから最初、このお話しをいただき、ただただ驚きました」

中山「二人で“えー!!”ってね」

吉原「私たちが出演していたオーディション番組『ザ・ラストヒロイン~ワルキューレの審判~』でも、私が姉で来未が妹、みたいな関係になっていたんです」

中山「私がお姉ちゃんを演じるなんて、本当に想像できませんでした」

――普段は?

吉原「やっぱり私のほうがお姉ちゃんっぽいかな? 『そんなことしたらダメだよ』ってたしなめているもんね」

中山「公私ともに助けてもらってます」

吉原 (笑)

――「ザ・ラストヒロイン」への出演をきっかけに、こうして連ドラにも出演し、中山さんは本作の主題歌「Thank You For The Music」を、吉原さんはエンディングテーマを歌っています。今の状況をどう受け止めていますか? スタートラインに立ったわけですが。

中山「自分なりに一つひとつのことを理解して、取り組んでいるつもりです。まだまだ奮闘中ですけど」

吉原「正直、これからどうなるのかまだまだ見当がつきません」

中山「ここまで本当に目まぐるしかったもんね」

吉原「スタートラインに立てているのかも分からなくて。大きなチャンスをいただけたことは間違いないので、得られるもののすべてを得たい、という気持ちです」

中山「すごい。私も茉依香を見習います」

――今後の目標は?

中山「アーティストと女優の両立。それはずっと変わりません」

吉原「目標を聞かれると、ずっとそう答えているよね。私は今回ドラマに出させていただき、世界が広がった気がします。ずっと自分で作詞作曲をするアーティストになりたいと思っていたんです。でも演技もすごく刺激的なので」

中山「演技、楽しいよね」

吉原「うん。演技を経験して、歌うことにも変化があると思うんです。それがすごく楽しみです」

――主題歌「Thank You For The Music」についてうかがいます。ポジティブな歌詞とテンポの良いメロディーが印象的ですね。

中山「ありがとうございます。歌詞の中に、『癒し屋キリコの約束』とリンクするフレーズが出てくるのも楽しいし、さびの部分は私も歌っていても元気になれるので好きです。爽やかな曲調と、『ザ・ラストヒロイン』のメンバーが参加しているコーラスも美しいのでぜひ聴いてほしいです」

吉原「歌ってみると、すごい難しいよね。コーラスの難度も相当高かったです」

――9月16日に発売になるCDには、吉原さんや『ザ・ラストヒロイン』のファイナリスト、矢田玲華さんと坂尻あいさんが歌っているバージョンも収録されているんですよね。

吉原「私が今まで歌ってきた曲と全然違うので、まさに“挑戦”でした。歌詞の世界をしっかりイメージして歌うよう心掛けました。来未のバージョンとの“聴き比べ”を楽しんでいただきたいです」

――撮影はまだまだ続きます。お互いにエールをお願いします。

吉原「普段は来未が妹みたいだけれど…」

中山「撮影のとき以外はそれでいいでしょ。甘えさせてください(笑)」

吉原「じゃあ、撮影のときはお姉ちゃんとして頼らせてもらいます」

中山「頑張ります(笑)。これからも二人のやりとりでキララと栞がどんな子なのか、まだまだ表現できるはずだから、最後まで演じ切りましょう!」

吉原「最後、『良かったね』って言い合いたいもんね。二人で一回りも二回りも大きくならないと。『ザ・ラストヒロイン』のときから応援してくれている皆さんのためにも」

――ところでもし、中山さんと吉原さんがキリコに癒しを求め、相談するとしたらどんなことですか? 

中山「片付けが苦手なんです。だから部屋を片付けてもすぐ…(苦笑)。キリコさんにはぜひ、上手な整理整頓のしかたを教えてほしいです!」

吉原「私は早起きの方法です。朝早いのが超苦手なので、気持ち良く目覚める“技”を伝授してほしいです(笑)」

中山「でも、片付けと気持ち良く目覚める方法なんて、キリコさん得意かな?」

吉原「本当だ」

中山・吉原 (笑)

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