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癒し屋キリコの約束

インタビューインタビュー

小出 清助役 長谷川 朝晴さん

――清助はマザコンという設定なんですね。

「その設定は頭の片隅にありますけど、とらわれてはいないです。演じる上でのアクセントにしているくらい。どちらかと言うと、下町の気のいいあんちゃんっぽい雰囲気を大切にしたいと思っています。それに作品の中にコメディ、人情劇、ファンタジーといろんな要素が入っているので、柔軟に物語の中にいて『純喫茶 昭和堂』で楽しいやりとりが繰り広げられるときは、皆の間を繋ぎとめるポジションでいられたら、と思っています」

――今回は和菓子職人役ですが、手先は器用ですか?

「全然、器用じゃないです。だから僕自身が和菓子を作るような仕事に就くのは無理でしょうね。ただ、谷中のロケで撮影にご協力いただいている和菓子屋さんって、撮影中もお客さんがひっきりなしに来るんですけど、お客さんはおいしそうな和菓子を見ると笑顔になるし、作っているご主人たちも何だか幸せそうなんですよ。こういう、人が幸福な気持ちになる仕事っていいなって思いました」

――キャストの皆さんはいかがですか?

「遼河(はるひ)さんは連ドラ初主演ですよね? ご本人の中ではいろいろ苦労もあると思うんです。でもそういうものを一切見せず、ひょうひょうとされているのですごいな、と。遼河さんは背が高くスタイルもいいでしょ。そんな人を前にしたら、普通緊張しちゃうんですけど(笑)、遼河さんは大丈夫。親しみがあるからだろうし、良い意味で人を緊張させないきれいな人、という感じです。小林(正寛)くんは同じ年ですけど、十数年ぶりの共演になるんです」

――小林さんの印象は当時のままですか?

「それが変わったんですよ! 前回共演したときはお互い若かったから仕事終わりによく飲んで、いろんな話をしました。それで、『小林くんって豪快だよな』って思っていたんです。いつも笑顔で良い人なのは当時のままですけど、この現場で女性陣にイジられてもニコニコしてるから、若いときよりさらに優しさが増した気がします」

――星田良子監督とはこの枠では「白衣のなみだ」(13年)でご一緒していますね。星護監督とは?

「今回は信頼を寄せる星田監督に加え、星監督とご一緒できるのがうれしくて。というもの、僕の連ドラ初レギュラー作品がフジテレビ系で放送された『小市民ケーン』(99年)なんです。演出を星監督がされていて、実力のあるキャストの皆さんとディスカッションして、ドラマを作っていくのを目の当たりにしていました。僕は何も出来ず、ただただすごいな、と。星監督の演出はとても丁寧で、今回も緻密なカット割りは健在。それにキャストのアイデアも汲み取ってくださいます。監督の方々に安心して身を任せられるということはキャストからすると、本当に幸せなことだと思います」

――清助のことに話を戻します。千香との“キャンキャンした”やりとりも楽しいですね。 二人はお互いを憎からず思っているような気もしますが…。

「清助が千香を一人の女性として見ているかといえば…。それはないと思いますよ。あくまで赤ちゃんの頃から知る幼馴染み、ぐらいで。ただ、もしかしたら二人の関係に変化があるのかな? そこはお楽しみに(笑)」

――キリコにカッキー、キララ、栞、千香と、この作品に登場する女性陣は個性が際立っています。長谷川さんはどの女性がタイプですか?

「カッキーです(即答)。断トツで(笑)。カッキーが一番常識人なので。他のメンバーは問題を抱えている人が多く、『普通に恋愛できるのかな?』って心配になりますもん(笑)」

――「癒し屋キリコの約束」という作品について、長谷川さんはどんな印象を持っていますか?

「良い意味で“ぐちゃぐちゃ”していますよね。『こういうドラマです』という決めつけがない。エピソードもいろいろで、例えば結婚をモチーフにしていてもエピソードにバリエーションがあり、かつ1つあたりのお話が短いから見やすいと思います」

――長谷川さんはこの枠ですと「契約結婚」(05年)や「花衣夢衣」(08年)などシリアス調の作品への出演が多く、今回のように明るいタッチの作品は初めてになりますね。

「この枠でコメディ、いいと思いますよ。明るい話ってキャストも楽しくなりますし、皆様にもお昼に優しくて温かい気持ちを届けられると思います。『癒し屋キリコの約束』ではさらに、連ドラ初主演作に挑む遼河さんの姿や、この作品でデビューする若い二人(中山来未さん、吉原茉依香さん)の奮闘もぜひ見てもらいたいです」

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