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癒し屋キリコの約束

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クランクアップ

 本日最終回を迎えた「癒し屋キリコの約束」。突然、「純喫茶 昭和堂」から姿を消したキリコ。主を無くしたロッキングチェアが何とも切なかったですね。

 本作がクランクアップを迎えたのは8月最後の日、31日のことでした。ほとんどのキャストの方が揃って撮影を終えましたが、まずはこの日より先にクランクアップした方のことを紹介します。

 最初に撮影を終えたのは前田亜季さん。キリコや店の常連客たちと何気ない会話をする場面が前田さんの最後の撮影シーンとなりました。

 前田さんは一人先に撮影を終えるのが申し訳なさそうで、遼河はるひさんもいつも一緒にいた前田さんがいなくなるのは、やはり寂しそうでした。

 もう一人、ロケで撮影を終えたのが、清助の父親・太郎を演じた竹本純平さん。「銘菓 幻味堂」のシーンでお借りしていた谷中にある「御菓子司むさしや」さんでのクランクアップです。

 竹本さんに本作出演の感想を聞くと、「太郎は仕事一筋、頑固者であまりに世間と関わらなかったから最後、体調を崩したのかもしれないね。奥さんと息子のことも“やれやれ”と思って見てたんじゃないかな。この作品って悩みのある人がキリコさんに助けを求める話だけれど、自分の中に溜め込まないで問題を解決しようとするのはいいことだと思う。自分の中でもんもんとしていると、太郎みたいに体調を崩しちゃうから。太郎が倒れて入院したってことで、そんなことを表している気がして、改めてよくできた話だなって思いましたよ」と語ってくれました。

 ここで、なかなか子離れできない清助の母・富子を演じた大島蓉子さんの、本作出演を振り返ってのコメントも紹介します。
 「今回はロケが多かったですけど、一番の思い出は強烈な暑さ(笑)。でも、谷中の“これぞ下町”という雰囲気を味わえて楽しかったです。物語の後半からは『昭和堂』にも何度か顔を出しましたけど、あれだけキリコさんの悪口を言っていたのに、よく行けるな、と(笑)。これまでこの枠の作品にはたくさん出演させていただきましたが、『癒し屋キリコの約束』のようにしゃれた展開で心が温かくなる話は初めて。こんな素敵な作品に参加させていただき、うれしかったです」

 さて、話を撮影最終日のことに戻します。遼河さんと戸塚祥太さん以外の皆さんは、9/18(金)に放送された、子供たちの大衆芝居を見る場面で撮影を終えることに。

 子供たちの芝居が終わり、観ていた皆さんが拍手をしたところで長谷川朝晴さん、小林正寛さん、月船さららさん、中山来未さん。吉原茉依香さん、大島蓉子さんの撮影が終了。それぞれに挨拶する中、月船さんは「宝塚歌劇団の同期である遼河が主演する初の連ドラにこうして出られて、一緒に頑張れたことが何よりうれしかったです」と涙ながらに語っていました。

 皆さんが挨拶を終えたところで、サプライズが。実はこの日の前後、中山さんと吉原さんの誕生日があったため、そのお祝い!中山さんと吉原さんもこれには感激の面持ち。そんな二人のクランクアップコメントを紹介します。

 まずは中山さんから。「まだまだ出来たことがあったのではないか…。そんな思いもありますが、この夏『癒し屋キリコの約束』という作品に出会えたこと、主題歌『Thank You For The Music』を担当させていただいたことに感謝しています。東京という見知らぬ土地に来たばかりの私にキャストの皆さんもスタッフの方々も本当に優しくしてくださり、20歳という記念すべき年の誕生日のお祝いまでしてくださって、感激しています。この現場で学んだことを大切に、今後も頑張ります」

 続いて吉原さん。「撮影が終わったばかりなのに、寂しさが湧いてきています。まさか誕生日までお祝いをしていただけるなんて。いただいたプレゼントも大切にします。私自身、普段は喜怒哀楽をそんなに表すタイプではないので、演技で栞の気持ちを表現するのは大変でした。でも挑戦してみると思った以上に楽しくて、やりがいがありました。今後も演技を勉強して、“アーティスト”としても表現の幅を広げられるよう努力していきます」

 この日、先に撮影を終えていた前田さんがオールアップの皆を迎えるためスタジオに!「キャストやスタッフの皆さんと『純喫茶 昭和堂』で過ごす時間はとても充実していて、楽しい時間でした。一足先にアップしましたがオールアップの日に現場に戻ってこられて良かったです。カッキーはいろいろと抱えているものがある複雑な役でしたが、それはキリコさんを始め誰もが同じで、だからこそ人に優しくなれるのかなと思いました」と語ってくれました。

 その後、戸塚さんも撮影を終了。戸塚さんは「癒し屋キリコの約束」の現場で学んだことを糧に今後も俳優として頑張っていきたいと前向きな挨拶を。

 そしてついに、遼河さん一人の場面を撮って、本作の撮影すべてが終わる瞬間が訪れました。キリコが店を出て、旅立つ場面がラストカットとなった遼河さん。星田良子監督が「ハイ、OKです! 良い表情でした」と言葉をかけると、スタジオ中から自然と拍手が。

 遼河さんは「ドラマの世界のことは何も分からない私に、自由にノビノビと演技をさせてくださったスタッフ、キャストの皆さん、本当にありがとうございました。ドラマを応援してくださった皆さんにも感謝しています」と連ドラ初主演作を撮り終え、清々しい笑顔で。それでも時に声を震わせ、涙をグッとこらえる姿が印象的でした。



 キリコが「純喫茶 昭和堂」にいないのは、やはり寂しいもの。キリコのことだから、当たり前のように、フラッと帰ってくる気も…。そんな日が来ることを願いつつ、この原稿を終えたいと思います。この夏、「癒し屋キリコの約束」を応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。

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