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癒し屋キリコの約束

トピックストピックス

原作者・森沢明夫さんスタジオ訪問

 7月上旬、本作「癒し屋キリコの約束」の原作小説の著者・森沢明夫さんがスタジオにいらっしゃいました。
 キリコ役の遼河はるひさんを始めキャストの皆さんにご挨拶され、本作でデビューする中山来未さん、吉原茉依香さんにも「頑張ってください。応援しています」と温かい声をかけていた森沢さん。
 星田良子監督は自ら、「純喫茶 昭和堂」のセットに森沢さんを案内。窓のすきまを始め、どの角度からどんな撮影すると印象深い映像になるのか、地下室に降りる階段はあえて天井を低くし、狭いスペースにすることでキャストが予想もしなかった行動を取り、それがドラマに動きを与えるかなど、星田監督の説明を聞くたび、森沢さんはうなずいたり、感心されたりしていました。

 現場訪問の感想を始め、森沢さんにお話をうかがいました。

――スタジオはいかがでしたか?

「まさに細部にこだわっている感じでした。いろんな場所から映像が撮れるよう工夫されていて、興味が尽きなかったです」

――小説を書いていたとき、ご自身の中で「昭和堂」のイメージがあったと思います。ご自身の想像とセットで共通するところはありましたか?

「神棚は自分が想像していたのもあんな雰囲気です。それと入口あたりの昭和っぽさ。すごくいいですね」

――では、ご自身のイメージと違った部分はありますか?

「単純にレイアウトが違うくらい。それとロッキングチェアは思った以上におしゃれでした。自分の中ではもっとシンプルなものだったので」

――これまで森沢さんの作品では、吉永小百合さんが主演し、大ヒットした「ふしぎな岬の物語」や現在公開中の「ライアの祈り」などが映画化されています。ドラマ化は今回が初とのこと。感想をお聞かせください。

「初のドラマ化というのは、新鮮ですね。原作者としてはお祭り気分(笑)。毎日放送される昼ドラで『癒し屋キリコの約束』がどう映像化されるのか楽しみだし、期待しています」

――ドラマを見て、原作の小説に興味を持たれる方も多くいると思います。小説はどんなことを楽しんでいただきたいですか?

「これまで書いてきた作品以上に登場人物たちのキャラクターが濃いです。キリコさんに加え、キララや入道さんは特に(笑)。“普通の人”があまりいなくて、実際にいるかいないか考えたら『ギリギリいるかも』という感じでしょうか。強烈な個性のキリコさんがぽろっと言うことの中に、人が幸せに生きていく上での根っこの部分を提示しているつもりなので、ミステリー要素もあるドタバタ喜劇を楽しんでもらいつつ、幸せに生きる術を感じ取ってもらえたらうれしいですね」

――ドラマで期待しているのは?

「笑えるところと泣けるところをぜひ、映像ならではのメリハリで表現していただきたいです」

――キリコ役の遼河さんはいかがですか?

「すごく良いと思います。僕はドラマのキャスティングを妄想するのが好きなんです。遼河さんが演じるキリコはまさにキリコでした。役にハマる人が演じるのっていいことだと、現場に来て実感しました(笑)」

――そんな遼河さんを始め、キャスト・スタッフの皆さんにエールをお願いします。

「のびのびと『純喫茶 昭和堂』の世界を構築していただきたいです。登場人物は誰もが濃いので、原作にとらわれることなく、それぞれの役の濃い個性を出して演じてください」

このドラマの原作「癒し屋キリコの約束」は、幻冬舎文庫より好評発売中!!

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