祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

次回放送

#153

2017.5.27放送

愛知・名古屋市西区 春季櫃流大祭

小島昌己さん(75歳)
名古屋市西区の住宅街の一角、普段は住民の憩いの場である公園で、
江戸時代から脈々と伝わる神事がある。
蛇池神社の春季櫃流大祭だ。
住民の願いを書き記した赤飯の入ったお櫃を池に捧げる。
池に住む大蛇の化身が住民を助けたという言い伝えから
赤飯を奉納したのが始まりとされる。
敬い畏れ親しむ心は現在に受け継がれ、当日は多くが寄付に訪れる。
今回の祭人は世話人会の小島昌己さん。
人々の願いを池の神に届ける。