祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

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#245

2019.05.04放送

三重・名張市 伊賀一ノ井松明調進行事

杉本陛さん(69歳)

三重県名張市に伝わる伊賀一ノ井松明調進行事。
3月、標高約460mの峠を越え、
35km離れた奈良の東大寺まで松明に使用する木を納める。
1200年以上前から続く二月堂の「お水取り」。
観音様に懺悔する事で世の平和と幸福を願う行事に使うためだ。
今回の祭人は杉本陛さん。
樹齢100年の節のないヒノキを、皆、手作業で整える。
姿かたちは変わっても、届ける事は変わらない。
人から人へ。
先人が繋いできた「軌跡」を辿る。

※5/4(土)は11時30分~お送りします。