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「あかんたれ」志垣太郎さんゲスト出演!

2016.02.01

 本日放送の第1話で、昼ドラの代表作のひとつ『あかんたれ』の主人公を演じた志垣太郎さんが、竜雷太さん演じる枝川大造のパーティーで挨拶をする大物としてゲスト出演しました。

 『あかんたれ』とは、花登筐脚本で、明治中期の大阪・船場の呉服問屋を舞台に、先代主人の妾の子・秀松こと秀太郎の奮闘を描き、昼ドラ歴代最高視聴率の1977年3月30日・18.1%、平均視聴率は11.1%(関東地区・1976年4月~の30分枠以降)を記録。まさに伝説の昼ドラとして『あかんたれ』('76年10月~'77年7月放送)、それに続く『続・あかんたれ』('78年2~9月放送)で、全365話放送されました。

 この365話という数字については、志垣さんから、

「最初は87回くらいの予定で始まったのですが、365話になりまして。途中で、花登先生に"これ、どこでやめたらいいと思う?"と聞かれたくらいで(笑) 洒落のきいた先生なので、"1年間は365日だから365話にしようか"ということになったんですよ」とユニークなお話が。


 また、女性だけでなく、男性に愛された作品だったそうで、
「いろんな会社の社長さんたちが見ててくださって、"『あかんたれ』はすごくいいから見ろ"と、昼時間を1時間ずらしたり、タクシーの運転手さんもその時間に合わせて大衆食堂のテレビで見ててくれたりして。タクシーに乗ったら、運転手さんに"志垣さん、あかんたれ来週どうなります"ってよく聞かれましたよ(笑) 男女ともに魅力的なものだったと思いますし、あの時間枠に男性をひっぱり込んだ作品だと思いますね」と志垣さん。


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ゲスト出演を終えた志垣太郎さんにお話をうかがいました。


――昼ドラが幕を下ろすことについてのお気持ちは?
 当時、"昼の時間帯にドラマありき"と各局が競ってた中、私は『あかんたれ』を足掛け3年やらせていただきました。それぞれの局が頑張って素晴らしいドラマを輩出したわけですけれども、東海テレビは、なかなか素晴らしい作品が、みなさん心に残っている作品が多かったと思っております。


――志垣さんにとっての『あかんたれ』とは?
 デビュー後から続いたアイドルのような感じがひと段落ついた時に始まったのが『あかんたれ』で、それまでのイメージと全く違うものでした。丁稚の役なので、衣装さんに一番汚い衣装を用意してもらって、顔も色が白かったものですから"汚し"といって茶色く塗って、そうやってあかんたれ像を作っていきました。
 "辛抱立ち役"といって、主役だけど見栄を切って大活躍するのではなく、ひたすら耐えて耐えてと辛抱しながら人を納得させていくという役で。毎回、ラストは何もしゃべらないで、最後グーッとアップになっていって、ポロッと涙が落ちる。そこに、秀松の悲しみ、やるせなさ、切なさみたいなものが見えてくるという演出でしたし、私の演技プランでもあったので、そういうもので見せていくというのが、みなさんにも受けたんだと思いますし。
 『あかんたれ』は一番の代表作だと思っています。この作品のおかげで、随分いろんな広がりを持たせていただいて、舞台でもやらせていただいきましたし、すばらしい作品に会えたことを本当に喜んでいます。主役といったらおかがましいですけど、役者冥利に尽きます。今でも"あかんたれの太郎ちゃん"と言っていただけるのはね、うれしいですね。