東海テレビ

このページは東海テレビ放送番組審議会の議事の概要をお知らせしています。
東海テレビでは各界でご活躍の10名の方に審議会委員をお願いしており、毎月1回(8月は休会)審議会を開催。
放送番組の内容をはじめ、放送全般についてのご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいています。

平成28年度番組審議会委員(敬称略)

委員長
浅田 剛夫
<井村屋グループ(株)代表取締役会長>
副委員長
後藤 ひとみ
<愛知教育大学 学長>
委  員
臼田 信行
<(株)中日新聞社 取締役>
委  員
大松 利幸
<岐阜プラスチック工業(株)代表取締役社長>
委  員
金子 慎
<東海旅客鉄道(株)代表取締役副社長>
委  員
川谷 陽子
<愛知医科大学病院 フライトナース>
委  員
佐藤 健
<(株)名鉄百貨店 相談役>
委  員
福谷 朋子
<弁 護 士>
委  員
松原 和弘
<中部電力(株)常任監査役>
委  員
山岡 耕春
<名古屋大学 教授>

第568回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

 平成29年3月14日(火)

2.出席者

出席委員

浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、臼田信行委員、大松利幸委員、金子慎委員、川谷陽子委員、佐藤健委員、福谷朋子委員、松原和弘委員、山岡耕春委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、内田優代表取締役社長、中嶋保雄取締役報道担当、古橋明取締役編成局長兼制作局長、春田亮介取締役総務局長、祖父江茂樹スポーツ局長、平光治コンプライアンス推進局長、喜多功報道局長、伏原健之報道局担当部長ディレクター、奥田繁 (株)エキスプレス 編集担当

3.議 題

  1. 樹木希林の居酒屋ばぁば
    平成29年1月28日(土)5時40分~6時40分
         2月19日(日)24時40分~25時40分 を審議
  2. 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(2月分)
  3. その他 「私とテレビと東海テレビ」

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 「主人の悪いことは言わない」という津端英子さんと、「男の人の悪いところは言う」という樹木希林さんの話は、それぞれの人柄が出ていておもむき深かった。
  • 本仮屋ユイカさんのナレーションが落ち着いていてよかった。
  • かつては深刻に扱われたガンの話題も、生きるという人生観の中で扱われていたのがよかった。全身ガンでも落ち込むことも、悲壮感もなく話す希林さんの姿が印象に残った。
  • 希林さんが上手な聞き役になっていた。「みんなのための老後」という英子さんの言葉にはリアリティがあり、その考え方や人柄に共感が持てた。
  • 希林さんが英子さんの自宅を訪問した時、二人が手をつなぎながら家の中を見て回っていたのを見て、初対面ながら信頼しあっているというのが分かりいいシーンだった。
  • 出演していたお二人は人生の年輪を重ねた味のあるキャラクターで、番組全体に「コツコツゆっくり」というテーマが貫かれていて、落ち着いてみることができた。
  • ドキュメンタリー「人生フルーツ」を見たことある人には懐かしさはあったかもしれないが、初めてこの番組を見た人には構成が複雑だったかもしれないと思った。
  • 希林さんの風貌や人柄は魅力的で、英子さんは倫理観を持った清らかな品性を漂わせる日本の古き良き時代を感じさせ、二人の対談は心温まるほのぼのとしたいい番組だった。

等、貴重なご意見をいただきました。
これに対し、社側からは


  • この番組はドキュメンタリー「人生フルーツ」から派生した番組で、津端英子さんから人生観について話を聞きたいということから企画したもの。
  • 「居酒屋には一度も行ったことがない、ちょっと行ってみたい」という話を英子さんから聞いたのがきっかけ。希林さんが名古屋に来るときによくお連れする居酒屋で二人を合わせれば何かできるかも、という発想から番組化に至った。
  • 企画書にあった「イモヅル式番組制作法」は、あるものを取材して、新たに問題が出てきたら、それにトライする。あるいは一つの番組で知り合った方に、他のテーマでまた出演してもらうなど、一つのことで一つが終わるのではなく、いろんなことでつないでいくという手法。

等、番組制作に関するエピソードについて説明がありました。
この他、委員と社側の間では

Q.この番組も「人生フルーツ」の時と同じスタッフが制作したのか?

A.ディレクターはじめ、カメラマン、編集マン共に「人生フルーツ」に関わったスタッフが担当した。今回は「人生フルーツ」では使えなかった映像も編集していて、「人生フルーツ」を気に入って下さった皆さんに新たに紹介した。

Q.樹木希林さんの英子さんへの質問はシナリオがあったのか、あるいは希林さん任せだったのか?

A.「こんな話を聞いてください」というプランを綿密に考えるが、希林さんはそれにはあまりとらわれず自由に質問されていた。我々は希林さんに試されているような感覚で、撮影の現場は楽しくもあり緊張するものだった。

等の質疑応答がありました。

2.社側から1月の1カ月間に、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等、1,619件の意見の概要を報告しました。

3.委員発言「私とテレビと東海テレビ」

自身とテレビとの関わりについて、委員が自由に発言する時間を設けました。3月は2人の委員から次のような所感・提言がありました。

 「私とテレビと東海テレビ」(要旨)

通常、人の価値観は自分の周りに起こることを経験して形成されるものだが、テレビは広く多くの人に影響を持つツールだ。特に報道は、多くの人が見るので、その人たちの感覚に合ったものを作れば無難ではあるが、一方で、問題提起として違った角度から気づきを示してもらうことで、価値観の多様化を認め合えるような世の中を形成する助けになるのではないかと思う。

テレビ全体のバランスとして、あまりにも東京のニュースが多すぎる。例えば豊洲問題や千代田区長選挙は東京や関東ローカルの問題で、もっと地元のニュース放送した方がいいと思う。地元にも重要なことはたくさんあり、東海テレビには質の良いニュースを流す能力があると思うので、キー局から報道の時間をもっと奪うくらいの気概を持って頑張ってもらいたい。

本番組審議会の議事概要は、3月26日(日)午前6時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。
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