第483回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成21年6月9日(火)

2.出席者

出席委員

山内拓男委員長、坂井克彦副委員長、赤崎まき子委員、阿久津光志委員、石田好江委員、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、福和伸夫委員、矢橋慎哉委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山岸昌久常務取締役、山内公明常務取締役、木村高志取締役事業スポーツ局長、内田優取締役編成局長、広中幹男取締役報道局長、高木卓司制作局長、中根康邦情報制作局長、阿武野勝彦報道局専門局次長、岩井彰彦報道局専門局次長、風隼隆宏報道局報道部ディレクター

3.議 題

  1. 「路上のカルテ」(平成21年5月24日(日)16時00分~16時55分放送)を審議
  2. 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(5月分)
  3. その他

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 名古屋市中村区に民間施設の笹島診療所があり、路上生活者のために献身的な活動をしている相談員がいることを初めて知った
  • 長年にわたる取材で、診療所の設立の経緯、主人公の女性が相談員になった動機、生活の全体像がうまく映像化されていた。また路上生活者の心情、孤立感が丹念に描かれていた
  • 普通の人が路上生活者となり、そして立ち直っていく過程を追っていた。誰でもがちょっとしたきっかけでそうなる可能性があると感じた
  • 吉永小百合さんのナレーションは落ち着きがあり、映像を際立てていた
  • 路上生活者の現実は深刻な問題であり、どうすれば解消できるのかを考えさせられた。彼らの生活の改善にはどんな処方箋があるのかも紹介して欲しかった
  • 行政窓口の対応の素っ気なさは事実かもしれないが、行政ができることにも限界がある。今回の不況は未曽有の経済危機であり、行政担当者を悪者風に描くのはいかがなものかと思う

等、活発な発言が相次ぎました

2.5月に寄せられた1,623件にのぼる問い合わせ、意見、苦情について概要を社側から報告しました