第507回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成23年9月13日(火)
2.出席者
出席委員
阿久津光志委員長、坂井克彦副委員長、石田好江委員、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、成瀬伸子委員、福和伸夫委員、松原和弘委員、矢橋慎哉委員
社側出席
石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、大島宏彦代表取締役、内田優専務取締役、祖父江伸二常務取締役、広中幹男取締役報道スポーツ局長、高木卓司取締役制作局長兼情報制作局長、中嶋保雄総務局長、鶴啓二郎編成局長
3.議 題
- 「ぴーかんテレビ」不適切テロップ問題と
「検証 ぴーかんテレビ不適切放送~なぜ私たちは間違いを犯したのか~」
(平成23年8月30日(火)9時55分~10時57分放送)を審議。
4.議事の概要
冒頭、淺野社長がお詫びをしました。
続いて「ぴーかんテレビ」検証委員会の委員長を務めた祖父江常務が経緯、検証結果、視聴者意見の件数と内容、再発防止策を説明しました。
1.審議番組について委員からは
- メディアの社会的影響力に対する自覚の不足が招いたことであり、高い見識と倫理観が必要だ
- システムとして社外スタッフと社内の連携の悪さがあった
- チェック体制がしっかり確立されていれば、未然に防ぐことができた
- 良いことも悪いことも伝え合うコミュニケーションが大事だ
- 番組は客観的な事実検証に傾いており、踏み込みが足りない
- テロップ制作者への追及があいまいで歯がゆさが残った
- 被災地との今後の向き合いでは、農業の問題だけに特化するのではなく、被災地の置かれている現状も取材すべき
- 経営計画の抜本的な見直しをすることは評価できる。これを機会に企業の透明性を高めていただきたい
- 放送の原点に立ち返り、信頼回復と再生の道を着実に歩んでもらいたい
等、貴重なご意見をいただきました