第546回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成27年3月10日(火)

2.出席者

出席委員

北川薫委員長、神野重行副委員長、浅田剛夫委員、石田好江委員、大松利幸委員、金子慎委員、千先宣樹委員、成瀬伸子委員、松原和弘委員、山岡耕春委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、内田優代表取締役社長、河合信明専務取締役、中嶋保雄取締役報道局長、古橋明取締役編成局長、春田亮介取締役総務局長、鶴啓二郎制作局長、祖父江茂樹スポーツ局長、田中健一郎制作局制作部長、伊藤真保制作局制作部プロデューサー

3.議 題

  1. 「ニホンゴ 三壇蜜活用 脱出!日本語ゲーム」
    (平成27年2月7日(土)16時30分~17時00分放送)を審議
  2. 昨年10月28日(火)の「放送中断事故」の原因について
  3. 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(2月分)

4.議事の概要

1. 審議番組について委員からは

  • 司会進行と解答者とのやりとりや体を使って表現するゲーム感覚を取り入れたクイズ番組として、他とは違うアプローチは評価でき、様々な視聴層に受け入れられるのではないか
  • この番組が他のクイズ番組とは違う、独特の雰囲気を醸し出しているのは、進行役のタレントの起用にあり、番組に深みと落ち着きを持たせ、差別化するうえで成功だったのではないか
  • 2人の解答者の持ち味がよく出ているうえに司会進行の役回りも明確で、出演者同士のやりとりが軽妙で良かった
  • 出題された内容は、現代人が間違った使い方をしてきた言葉を上手に選んでいて、しっかりと練られているものと感じた
  • 解答者の「学歴」のプロフィールにこだわった番組の作り方には違和感があり、「教養人」という言葉の方が理解できる
  • 解答者を「檻」に入れてクイズに答えさせる手法は趣味が良いとは言えないし、「有罪・無罪」として軽々しく可否を判断すべきではない
  • クイズの出題の時に出された写真や、設問とされた言葉が深夜番組を思い起させると感じたので、夕方の番組で家族そろって視聴することに配慮すべきと感じた

等、貴重な意見をいただきました

2.社側から昨年10月28日(火)の放送中断事故についての原因を報告しました

3.社側から2月1カ月間に電話・文書・メールで局に寄せられた1,698件にのぼる視聴者からの意見・苦情等の概要を報告しました