クリスマス、お正月、そして今夜も帰る家のない子どもたちがいる。

さくらの親子丼2 2018年12月1日23時40分放送スタート

絶望の淵で流す涙が、幸せの種になるように―手を差し伸べるさくらと子どもたちの物語。

あのさくらさんが帰ってきます!「オトナの土ドラ」初の第2弾が登場!2018年冬、人は、人を救うことで癒される

追加キャスト決定

さくらさんと共に、子どもたちと向き合うシェルターの仲間に、演技派キャストがそろいました。
さくらさんの長男が殺害された事件の加害者弁護士で、子どもの人権のために奔走する姿に共鳴、信頼する間柄になった三谷桃子役に名取裕子さん。
三谷の下で働いていて、さくらの想いに共感する新人弁護士・川端哲也役に、柄本時生さん。
シェルターの責任者・鍋島真之介役に、自身も2児の父親でイクメンの相島一之さん。
それぞれの立場でさくらを支え、子どもたちと向き合います。

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Introduction

「泣きたい時は泣けばいい。涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」

行き場を無くした子どもたちにこう語りかけ、無償で親子丼をふる舞い続けた古本屋の店主・九十九さくら(真矢ミキ)。土曜の夜、テレビを見ながら涙を流し、見終わってなぜか、ほっこりした人も多いと思います。

そんなさくらさんが1年ぶり「オトナの土ドラ」帰ってきます。今回、さくらさんを待ち受けていたのは、オトナに固く心を閉ざした子どもたちでした。

2017年度、全国の児童相談所が対応した虐待件数は13万3778件と、厚生労働省が統計をとり始めて以来、最悪となりました。暴言や無視などの心理的虐待から、暴力などの身体的虐待、育児放棄、そして実の父からの性的虐待まで。親から虐待を受けた傷はあまりに深く、結果、非行や売春に走る子どももいます。私たちは、この深刻な現実から目を背けてはいけません。

絶望の淵に落とされた子ども達に手をさしのべる、それがさくらさんです。「親と子が一緒になって“親子丼”」。さくらさんが作る親子丼で空っぽのおなかを満たした子どもたちは同時にココロも満たされたはずでした。でも今回は…。

「なんで親子が1つにならなきゃいけないんだよ」

親に裏切られた子どもたちから投げつけられた言葉の数々。真っ向から自らの信念否定されたさくらさん。傷心のさくらさんは、果たして子どもたちに手を差し伸べ続けることができるのでしょうか?そして希望の道しるべを差し示すことはできるのでしょうか?

パート2での舞台は、さくらさんの古本屋兼自宅の「九十九堂」から「子どもシェルター」に移ります。
シェルターは、虐待を受けた子どもたちが一時的に避難・保護できる施設で、親やオトナから子どもを守るため、その場所は一切公表されていません。
クリスマスも、お正月も、そして今夜も帰る家のない子どもたちが、いまのこの時代にもいるのです。

シェルターの食事スタッフとなるさくらさん、演じるのは真矢ミキ。パート1では、これまでのイメージから一転、闇を抱え悩む下町のお母さんを熱演し、女優のキャリアとして、新たな一面をみせた真矢ミキが、さらにパワーアップ!“強靭なおばちゃん”を演じます。
そして今回は、親子丼だけでなく様々なメニューが登場。そこに描かれる親子の物語も、みどころの1つです。

脚本は、前作に引き続き清水有生。NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」「すずらん」や昼ドラ「明日の光をつかめ」、「3年B組金八先生」などを手掛けたベテラン脚本家が、実際にシェルターで取材を重ね、書き上げたオリジナル作品です。

そして今回、「オトナの土ドラ」では初めて“シリーズもの”をお届けします。パート1から1年足らず、さくらさんが帰ってきたのにはワケがあります。今年は、記録的な大雨や巨大地震など未曽有の災害が相次ぎました。苦難に直面する被災者に、ボランティアなどから差し延べられた数々の救いの手。悲しい時も、苦しい時も、人は誰かとつながることで希望を見出すことができます。

それは子どもたちも同じです。「家族」「親子」という枠から、はじき出されてしまった子どもたちが、生活を余儀なくされるシェルター。その過酷な現実に打ちのめされながらも、食事を通じ子どもたちと向き合うさくらさん。さらなる困難にどう立ち向かうのでしょうか―。

コメント

九十九さくら役 真矢ミキさん

●「オトナの土ドラ」初のシリーズもの 続編決定について

うれしいですね。私、何事においても初めてって“好物”なんですよ(笑)。
パート1は現場が一丸となり、みんなが一歩、一歩前に進みつつ作っていました。
この作品が、人の心に訴えるものがあるというのは、ドラマに関わった人たちの泥臭さがあったからでしょうか…。どんなに時代がハイテクになっても「最後は人の気持ちが、ドラマを作るんだ」との気持ちで、スタッフ・キャストみんなが繋がっていましたね。そういうひとつひとつが良い思い出なので、初の続編ということは光栄だし、うれしいですね。
前作はまるで修行僧のような気持ちで取り組み、想像の域を超えるさくらの気持ちを、理解したふりだけはすまいと常に思っていました。終盤に近づけば近づくほど難しくて、青少年たちの更生を願い温かく導くのがこんなに大変なことかと感じてもいました。
今回も予定調和に終わることなく、さくらの気持ちを出していきたいです。ただパート2は、前作から数年後とかでなく、物語がすぐ続いているんです。髪の毛の長さとか、回想シーンとか、1年ぶりの私にちゃんと演じられるのか、チョッと不安です。「大丈夫、私。一年で老けてない⁉」と(笑)。

●「さくらの親子丼2」への意気込み

この作品に携わり、子どもたちを取り巻く環境や、様々な問題にさらに目が行くようになり、「こんなに多いんだ」と実感しています。「さくらの親子丼2」は、いままさに社会が直面している問題を描いているんです。子どもたちに関わるニュースを見聞きすることで、「いま、やるべき作品なんだ」 と、私の背中を押してくれ、心を奮い立たせてくれています。さくらも模索していますし、ドラマ自体、答えを提示するような作りではありません。今回も謙虚に取り組み、パート1の出来事を経てのさくらというのを随所で見せていきたいので、心のひだをさらに丁寧に演じていくつもりです。

●視聴者に向けてのメッセージ

このパート2も、見てくださった方が前向きな気持ちになる作品になればいいなと、心から思っています。土曜日って、新しい週に向けての大切な日だと思います。
ゆっくり湯船に浸かって、一週間の汚れを洗い流し、疲れを癒し、そして自分を省み、生き方に考え巡らせるような、そういうドラマに私はしたいです。ぜひ、皆さんで 「さくらの親子丼2」の世界に浸ってください。

三谷桃子役 名取裕子さん

●真矢さんとの共演について

とてもおきれいで、真面目な方。平日は朝の情報番組もやっていらっしゃるのに、セリフがしっかり入っていらしたから、寝る暇を惜しんでさくらという役に向き合っているんじゃないかしら。
お忙しいから大変だろうなと思っていましたが、そういうことを感じさせない方ですね。

●役柄について

桃子は、子どもたちを取り巻く厳しい現状をいやというほど突きつけられて、負の環境の中で問題を起こす子どもの姿もたくさん見てきたはずです。でも「100人中99人に裏切られても1人は」という気持ちがあるのだと思います。子どもたちを守るという信念を持ち、福祉のことを頑張っている弁護士なので、ぬくもりのある人物になればいいなと思っています。ですから、家にあったガラスの空き瓶を5個ほどと、グリーンの葉っぱを少し持ってきて、弁護士事務所のあちこちに置いていただきました。 踏みつけられて枯れる寸前の葉っぱでも、きれいな水と太陽の光さえあればちゃんと再生できる、桃子が、生きているものにどういうまなざしを向けているのか、どういうことに力を注いでいるのか、表せますよね。そういうことの象徴として、飾りたいと思ったんです。スタッフさんが、可愛くアレンジしてくれて、何だか和みましたね。

●物語の象徴「親子丼」の思い出は?

京都に美味しい親子丼を出す店があるな、くらいでしょうか(笑)。自分でも作りますよ。親子丼って簡単に手早く作れますし、嫌いな人もいないですよね。スペインの海外ロケでは、大量に作って差し入れたこともありました。卵と鶏肉としょう油と砂糖と、材料もどこでも調達できますから。

●視聴者の皆さんへメッセージ

子どもたちを守り、幸せに導く話ではありますが、親世代の皆さんにも、幸せとは何なのかーを問いかける物語だと思います。ドラマの中でさくらさんは子どもたちに“自分にできることを精一杯やる”という生き方を伝えようとします。その奮闘がきっとドラマをご覧になる皆さんの心を打つと思います。

川端哲也役 柄本時生さん

●真矢さんとの共演について

初共演で、初対面のときからものすごく感じのいい方でした。 台本を読んだ時点では、さくらさんは、女性だけれど格好良い感じなのかなと思ったんです。 でも真矢さんが演じるのを拝見して、女性らしくて可愛い人なんだと感じました。 それは、真矢さんご自身の持っていらっしゃるものが、役に重なっている部分も大きいでしょうね。

●作品の見どころは?

物語は深刻ですが、作品全体として、僕は救いの場があるのがいいなと思っています。 僕のモットーは「嫌なことがあるなら逃げちゃえ」なんです(笑)。だからこそ、頑張れるんですけど。 いつだって逃げられる、って悪いことじゃないと思います。「ハチドリの家」はまさにそういう場所。 追い詰められても、最後に逃げ込める場所があることで助けられる人もいるだろうし、「ハチドリの家」のような場所が、実際にあるってことを知ってもらいたいですね。

●物語の象徴「親子丼」の思い出は?

うちは親子丼、出たことがあったかな…。いや、なかったと思います。 柄本家の名物料理といえば、母の作るうどんはウマかったです。「スタミナうどん」って呼んでいましたけど、トマトと豚肉と長ネギと卵とシイタケ。かつおぶしで出汁を取ったあと、具材を全部ブッコむ感じで。味は塩こしょうのみ。 先日、自分でも作ったんですけど、味も再現できていたし、なかなかイケましたよ。

●視聴者の皆さんへメッセージ

パート2ということで、前作同様に見応えがあると思います。それと、おいしそうな料理が、次々に登場しますので、お腹も空くはずです。 ご覧になってお腹が空いたら、ご飯をいっぱい食べて、元気になってください(笑)。

鍋島真之介役 相島一之さん

●真矢さんとの共演について

真矢さんとは「初めまして」になります。ずっと画面を通して、素敵な方だなと思っていたので、こうして共演できてうれしいです。実際の真矢さんはキリッとしているだけでなく、ほわ〜とした温かさやおかしみも伝わってきて、とても魅力的な人柄の持ち主でした。ご一緒できるのが楽しみです。

●台本を読んでの感想、印象は?

僕も2児の父親で、子供にとっては家庭が一番大事。そこがちゃんとしていないと大変なことになりますよね。このドラマは、家庭に問題のある子供たちの話です。悲しいですけど、育児放棄や児童虐待は実際に起きていて、それは決して許されませんが、ただ「ダメですよ」で済む問題なのか。そうではないだろうし、問題提起としてやることに意義のある作品だと思います。

●オトナの土ドラ“初の続編”について

続編から参加するのはいつも緊張するし、でも新たに仲間に加えてもらえることは喜びでもあるし。この現場は真矢さんが率先して素敵な空気感を作ってくださっているので、みんなと一緒にどんなチームになっていけるのかも楽しみです。

●視聴者の皆さんへメッセージ

過酷な状況から逃げてきた子供たちがひととき羽根を休めるシェルターで、きっといろいろなことを感じ、変わっていくと思います。それはさくらさんや鍋島ら、周りの大人たちも同じでしょうし、その過程が温かく描かれていくはずです。ぜひ「さくらの親子丼2」をご覧になり、温かな気持ちになってください。

企 画
横田誠(東海テレビ)
原作・脚本
清水有生
演 出
  • 谷川功
  • 木内健人
音 楽
富貴晴美
チーフプロデューサー
市野直親(東海テレビ)
プロデューサー
  • 河角直樹(東海テレビ)
  • 浦井孝行(オスカープロモーション)
  • 村山太郎(オスカープロモーション)
制作著作
オスカープロモーション
制 作
東海テレビ