STORY

6杯目

112日放送

 気持ちの晴れないまま出雲から「ハチドリの家」に帰ってきたさくら(真矢ミキ)を、貞子(井頭愛海)の出産が待ち受けていた。これまで一切言葉を発しなかった貞子が激痛に耐えられず、「痛い! 死ぬッ! 助けて‼」と大声で叫んでいる姿に驚くさくらだが、さらなる問題が起こる。頼んでいた助産師がインフルエンザで寝込んでしまったのだ。すでに赤ちゃんの頭が見え始めている状態で、さくらは直ちにシェルターで出産させる事を決意する。

 「一人で大丈夫なんですか?」不安がる川端(柄本時生)や子どもたちを安心させるべく、「こう見えても二人産んでるし」というさくらだが、子どもたちはこんな時でも「こう見えてもって?」「若く見えるって意味でしょ」と軽口を叩く。さくらは女子たちに手伝いを命じ、出産の準備を始める。各自様々な反応を示し、一旦躊躇したりはするものの、さくらの必死な姿と貞子の苦しみを前に、手伝い始めるマリア(日比美思)、詩(祷キララ)、玲奈(尾碕真花)、茜(柴田杏花)。ところが由夏(岡本夏美)だけはその輪に入るのを拒む。

 出産の痛みにうめく貞子は、苦しみの中で徐々に記憶を取り戻す。出雲での出来事の断片が頭をよぎる中、息が荒くなり、呼吸困難に陥る貞子。そんな中、リビングで漫画を読んでいた由夏だったが、貞子の苦しむ声が耳に届き続けると、堪えきれず立ち上がり、スタッフルームに飛び込んで、貞子の手を握り気持ちを落ち着かせるよう、優しく声をかける。「頑張れ貞子!」みんなが“貞子”を連呼する中、徐々に本来の自分を取り戻しつつある貞子は「誰が貞子やねん…けったいな名前つけやがって…ホンマ腹立つわこいつら…」と怒りに近い気持ちで思い切りいきむのだった。

 やがて苦しみの末、赤ちゃんが誕生。それと同時に意識を失った貞子が、再び目覚めると…。

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