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「聖母・聖美物語」クランクアップリポート

6.27 UPDATE

6月に入ってすぐのこと、「聖母・聖美物語」がクランクアップを迎えました。クランクインは2月上旬。撮影に費やした日々は4か月以上。
まさに長い長い道のりでした。

クランクアップ当日、東風万智子さんはメインキャストの中で一番先にすべての撮影が終わりました。東風さんが最後に撮影したのは、愛美やひかりと母親の墓参りをした場面。最後の最後まで激動の日々を過ごした聖美ですが、このシーンではすっきりと穏やかな表情を浮かべ、ひかりを見る目にも優しさが…。

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東風さんは聖美の“集大成”として、何気ないしぐさや言動の一つひとつに気を使い、最後まで丁寧にこの役と向き合い、聖美を演じていました。撮影終了後、スケジュールの都合上、次の現場に向かった東風さん。撮影が残るキャストやスタッフの皆さんに挨拶をして、現場を後にしましたが…。続きはのちほど。

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“カゲロウ”を演じ切った原田龍二さんは、ひかりから陽への骨髄移植を認めるかどうかの審議が行われている部屋に乗り込む場面の撮影でクランクアップに。繁郎の人間としての、また父親としての成長を表現できて、「ちょっとだけホッとしてます(笑)」とのことでした。

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ドラマ最後の撮影となったのは峻と結花の結婚式の場面です。お昼過ぎから、日が暮れるまで時間をかけての撮影となり、結花役の松山愛里さんは豪華で華やかなウェディングドレス姿を披露してくれました。そんな松山さんにお話をうかがいました。

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「強気な結花が陽くんの発言で気持ちが変わり、峻くんときちんと向き合うという展開は良かったと思います。結花は峻くんを学生時代から強く深く愛してきました。彼女の行動には問題も多々ありましたが、彼女の想いがドラマを通して伝わっていたらうれしいです」

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峻役の片岡信和さんはドラマで結婚式のシーンは初めてだとか。王子様のようなスーツ姿に照れつつ、「まさか峻くんが結婚するなんて。ビックリですよね」と語っていました。

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この場面でひかり役の小林里乃さんがクランクアップとなります。健気なひかりを演じた小林さんに役の感想などをうかがいました。
「ひかりは簡単に演じられる役ではなかったです。でもスタッフの皆さん、共演者の皆さんに支えられ、演じ終えることができました。ひかりの体験したことは普通の生活では経験しないことばかりでしたが、『お兄ちゃんを何とか助けたい』という気持ちを大切にしました」

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実は小林さん、波津子役の丘みつ子さんとは今回で3度目の共演だとか。女優としての目標も「内面も美しく、パワーあふれる丘さんです」とのことでした。

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そんな撮影の最中、スタッフさんたちがクランクイン当時のことを懐かし気に振り返っていました。撮影1週目に聖美と繁郎の結婚式のシーンを撮ったため、「結婚式で始まり、結婚式で終わる現場も珍しいよね」と語っていました。
記者にとっても、聖美たちの祝言では新婦側に参列者が誰もいない異常さや、新婦抜きの披露宴で、まさかの松崎しげるさんが登場し、大ヒット曲「愛のメモリー」の生歌を聴けたのは懐かしくも良い思い出です。

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ここで本作の撮影で記者が印象に残っていることを少し、ご紹介します。
 ひかりが赤ちゃんだった頃の撮影では、外部スタッフとして参加したニット製作者、佐藤玲さんが大活躍されました。劇中でひかりのために毛糸で編んだベビーウェアが必要となり、番組スタッフさんが佐藤さんのブログを発見。協力を依頼したのでした。

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限られた日程の中で、佐藤さんは何着もニット製のベビーウェアを用意。どれも細かい技巧が施され、かつオーダー以上に凝った仕上がりに。これにはスタッフさんたちも感激し、東風さんや三輪ひとみさんも初めて実物を見た際には、「すごい! 可愛い‼!」と大喜びでした。

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中盤では峻役の谷藤力紀さん、陽役の平林智志さんのことも忘れられません。二人と原田さんが集まるとまるで仲良しの親子のよう。原田さんは、平林さんとは彼の好きなゲームの話で盛り上がったり、将来の目標は俳優だという谷藤さんとは演技の話をしたり…。

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谷藤さんは「峻はセリフがそんなにない役でしたが、少ないセリフで心境を伝えるのは難しかったです。何度か泣く場面があって東風さんから、気持ちが入ると涙が出るものだと教えられ、実際ちゃんと泣けました。演技は難しいけれど、おもしろさもいっぱいあるのでもっともっと頑張りたいです」と語ってくれました。今後の活躍に期待したいですね。

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さて、クランクアップのときのことに話を戻します。撮影も佳境に入ったところで、何とすでに撮影を終えているはずの東風さんが再び現場にいらっしゃいました。撮影に集中するキャストの皆さんを気遣い、到着したことを告げず、モニターで皆さんの演技を見つめていました東風さん。すべての撮影が終わると、現場に駆け付け、三輪さんらキャストの皆さんと手を取り合い、お互いの労を労っていました。
改めて、一言求められた東風さんは涙ぐみながら、「スタッフ、キャスト、見てくださって皆さんに感謝いたします」と挨拶。皆さんからも大きな拍手が起こり、撮影終了となりました。

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