2018年4月7日(土) よる11時40分〜

Storyストーリー

555日放送

 指導看護師に報告せず、亡き千田(笹野高史)の最期の願い――花房チヨという女性に手紙を渡したいという思いをかなえた瑠美(新川優愛)。黒いままじゃ死にきれねえ…千田の切実な言葉に突き動かされ行動したことに後悔はないが、それが理由で実習停止を命じられ、自宅での謹慎処分となってしまう。瑠美のその処分に対し、遠野(さとうほなみ)が先生たちに猛抗議をしたという話を聞いて、瑠美は意外に思う。そんなに仲良くもないのに…。

 瑠美を元気づけようと、千夏(伊藤沙莉)は瞬也(瀬戸利樹)や柳田(深澤嵐)にも声をかけ、川原のバーベキューに連れ出す。瞬也に告白されたばかりの瑠美は気まずさを感じるが、瞬也は「意識しなくていいから、自然にやってこう」と笑う。瞬也のまっすぐな気持ちはうれしい。でも――。謹慎中の身に仲間たちの気遣いはうれしいものの、その心中は複雑だった。

 瑠美が帰宅すると、父・信吾(春田純一)が夕食に何かないかと探している。どうせだからと母・智子(榊原郁恵)がパートで働くスーパーまで買い物に出かける2人。店では、意外にも客のクレームに必死で頭を下げている智子の姿があった。大変なんだ…。母の頑張る姿に、普段なかなか素直になれない自分を振り返る。両親と瑠美の3人で、並んで自転車で家路に着く。「何年ぶり?家族で自転車こぐなんて」智子の楽しそうな声に、頑なな心が少しずつ解けていくのを感じる瑠美だった。

 一方、遠野は番匠(加藤雅也)との密会を続けていた。2人は、お互いの悲しい過去に気づいているのかいないのか…。
 ある日、瑠美の携帯に、学校を休みがちだった佐伯(酒井美紀)からメールが入る。待ち合わせ場所に駆けつけると、瑠美は問いかけた。「…どういうことですか?」
 佐伯は、瑠美たちが知らないところで、ある大きな人生の決断をしていたのだ…。

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