2005年度には1.26となった、合計特殊出生率。過去最低を記録したこの数字は、
一人の女性が一生に生む子どもの数を計算した、統計上の数字である。
少子化がとまらない日本。
そんな中、医師でありながら、自然分娩にだわり続けている愛知県岡崎市の
産婦人科医がいる。吉村正、75歳。
自然なお産に携わるゆえに、昼夜とわずでずっと仕事。まさにお産に命をかけている彼。
開業当初は無痛分娩や計画分娩、帝王切開など現代医療を積極的に介入させたお産にとりくんでいた。
しかし、分娩室にカメラを取り付け、自宅に設置したモニターで、
分娩を遠隔管理できる装置を導入した際、妊婦の引きつった顔を見て、考えを一新。
現在のお産スタイルに取り組むようになったそうだ。
適度な運動をし、自然な食べ物をたべ、おおらかな心でいれば、いいお産が必ずできる、
という。
そんな吉村先生の口ぐせは「お産は病気ではない」。
だからなるべく医療介入をせず、女性が本来の力で産む自然分娩にこだわり続けている。
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