名古屋市新栄にあるヤナセBMW名古屋支店。
ここに一人のカリスマセールスマンがいる。
舘野文誉、37歳。
昨年、BMW正規ディーラー・セールスマン一人あたりの平均売り上げ台数はおよそ49台だった。
しかし彼はその2倍以上、124台を販売した。
舘野はヤナセがBMWを扱い始めた当初から、年100台以上という販売台数をキープしており販売台数全国1位にも2年連続で輝いたことのあるトップセールスマンだ。
彼の信念は徹底的に「数字」にこだわること。
それは実績を出せず、30歳でプロゴルファーを諦めなければならなかった過去からくる「数字」へのこだわりなのだ。
舘野の実績の理由に、徹底したアフターサービスがある。
顧客が望めば、早朝だろうと深夜だろうと舘野は駆けつける。
疲れや苦労を笑い飛ばし、顧客の前では、いつも人なつっこい笑顔を見せる。
舘野は顧客を友人のように思い、自分の時間を削って尽くそうとする。
休日であってもスーツを着ない日はないというほど、舘野は顧客との時間を大切にする。
その姿勢が口コミで広がり、顧客の数はどんどん増えていった。
数字にこだわり、「人と同じことをやっていては実績が残せない」と語りながら最後に「お客様としゃべっているのが楽しい」と舘野は笑った。
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