東海地方で優れた業績を残したり、
大ヒット商品を生み出した人物にスポットを当てるコーナー。
今回スポットを当てたのは、燕尾服を作る職人。
趣味やスポーツとして競技人口も
除々に増え、老若男女に広く親しまれている、社交ダンス。
その社交ダンス用の燕尾服を得意として、
今まで2000着以上もの燕尾を作り上げたのが、
東京・荻窪にある「テーラーまなべ」の店主、真鍋恵勇(やすたけ)さん。
彼の仕立て方はアイディアが詰まった、独自のスタイル。
特殊な物差しを使い、胸の厚みや下がり肩、猫背といった
体の立体的な寸法を正確に採寸。
一番の特徴は、仮縫い後、実際に燕尾服を着せつけ、
パートナーと踊ってもらい、その状態で微調整をするところ。
「ダンス用の燕尾服はパートナーと踊ってもらってナンボ。
2人で踊ったときに美しくないと」
真鍋さんなりのこだわりだ。
さらにもう一度、完成前にこうした調整を行い、
2ヶ月近くかけて、1着の燕尾服を完成させる。
一着数十万という価格にもかかわらず、
彼の作り出す燕尾服は、いまや数ヶ月待ちの人気。
「優勝を狙うなら、マナベの燕尾服」。
社交ダンス界では、こう噂されるほど。
日本のトッププロや、世界チャンピオンも愛用しているという。
シルエットの美しい燕尾服にこだわる、
職人の技と情熱を追った。
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