手作り薪ストーブを作る職人の紹介
愛知県安城市にある杉浦熔接。戦前から続く町の鉄工所だ。
3代目社長の杉浦章介さん(53)。彼は自らを『鉄の仕事屋』と呼ぶ。
その名の通り、鉄でできるものなら何でも作る。看板や表札、ピザ窯の扉、郵便ポストなどなど。
彼の信念は「冷たい鉄を冷たくないものに作り変えること」。
その杉浦さんのライフワークとも言えるのが、鉄でできた薪ストーブを作ることだ。
「薪ストーブの魅力は何と言っても格段の暖かさと、友人や家族で楽しい時間が過ごせること」という杉浦さん。
完全な受注生産で、ほとんどすべてが手作り。そのため完成までに約1ヶ月かかる。
特に『ハンマーワーク』という、ハンマーでたたく作業は実に4000回を数える。
そんな手作り薪ストーブには、団塊の世代を中心に東海地区だけでなく、遠く青森や京都などの寒冷地からも注文が届く。
もともとは、友人からの依頼で始めた薪ストーブ作りだが、その魅力に惚れ込んで、改良を続ける「鉄の仕事屋」杉浦さん。
「自分が作る薪ストーブの一番のファンは、自分だと思う」。
そんな彼の仕事ぶりと、手作り薪ストーブの魅力に迫った。
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