ストーリー

第9週

12月23日(月)~12月27日(金)放送

  • 第9週

 斎(床嶋佳子)に薦田(神保悟志)から、遺体の防腐処理作業であるエンバーミングの依頼が来る。引き受けた斎は、そのまま葬儀の司会も務めることに。
 範子(山下容莉枝)は、この葬儀に紛れ、斎を亡き者にしようと計画を張り廻らせる。範子から協力を求められた多鶴子(山口いづみ)と朔子(川上麻衣子)は、震え上がって拒否するものの興味があり、つい計画を聞いてしまう。
 斎は遺体が安置されている父・邦英(石田純一)の病院に向かう。すると何か不吉な予感がすると言って、潮(内博貴)が慌てた様子で駆けつける。一方、梢(沢井美優)の妊娠の真相を知った邦英は薦田(神保悟志)を呼び出していた。

 斎(床嶋佳子)への恨みを募らせる範子(山下容莉枝)は、斎が司会する告別式を利用しての殺人計画を練る。訳もなく胸騒ぎを覚える潮(内博貴)は、斎との“鏡の逢瀬”で気をつけるよう、必死に呼びかけるが…。
 告別式当日、斎が誰かに狙われていると信じて疑わない徳美(毬谷友子)が、範子の前に現れる。「斎をあんたになんて殺させないよ!」とドスを聞かせる徳美だが、腹の据わった範子も負けじと応戦する。

 意識を失い、生きたまま棺に入れられた斎(床嶋佳子)。斎場で棺が焼かれる寸前、潮(内博貴)によって救い出される。目覚めた斎はこれまでの禁欲的な生き方を改め、自分の思い通りに生きたいと話すが、その矢先、徳美(毬谷友子)が意識不明だという連絡が入る。
 斎が姿を消し、範子(山下容莉枝)が何か知っているに違いないと思った徳美は、範子が事件の実行犯の男たちと話しているところに現れ、範子を詰問。その際、男たちに暴力を振るわれて昏睡状態に陥ってしまったのだ。
 斎が死んだものと確信する範子は、多鶴子(山口いづみ)に電話ですべてが終わったと報告。ところが事件と関わることを恐れた多鶴子は、これまでと打って変わって範子に冷たい態度を取る。

 ついに徳美(毬谷友子)が亡くなる。徳美は亡き息子の骨の入ったお守り袋を握っていたが、骨にはある変化が起きていた。斎(床嶋佳子)が調べると、斎と潮(内博貴)のペンダントに入っている骨にも同様の変化が。斎は衝撃で言葉を失う。
 徳美の葬儀は美波(中原果南)の店で行われることに。斎は、いつもにぎやかにしていながら、内心では孤独になることを恐れていた徳美を普通の葬儀で送る気になれなかったのだ。
 さらに斎は、生前の母の望みを叶えるべく、徳美の部屋へ娘の美亜(大出菜々子)と一緒に引っ越す。美亜は徳美が亡くなって以来、祖母の死は母のせいだと、斎にきつい態度を取るようになっていた。娘の言動に心を痛める斎だが、潮も母・範子(山下容莉枝)に事件を起こさせたのは自分だと、己を責めながら過ごしていた。

 斎(床嶋佳子)は、邦英(石田純一)から、残酷な言葉を投げかけられる。斎と潮(内博貴)が至高の愛を実現しようとしたために、周りの人々が傷つき、今回の事件が起きたと言うのだ。そのことを身に染みて分かっている斎は、ただ涙にくれるしかなかった。
 斎は潮に別れを告げる。潮も今は母・範子(山下容莉枝)を救うことしか頭になく、斎の申し出を素直に受け入れる。たとえ実際に会えなくとも、鏡での逢瀬は続けたいと願う二人だが…。