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TOPICS#1 2013.10.25 UPDATE!

天国の恋 制作発表リポート

最終回のラストシーンは横浜の某公園で夜が深まった時間に撮影されました。この公園はデートスポットのため、そんな時間でも多くのカップルが…。見学していた皆さんはキャストの方々が印象的なセリフを言う度、驚いたり噴き出したり。お邪魔してすみませんでした…。
さて、この場面では合成用のシーンも撮影されました。公園が海に近かったため、風を受ける“ブルーバック”の大きく厚い生地をスタッフさん十数人で支えながらの大変な撮影となりました。

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それとは別の日、スタジオを訪ねると、潮に離婚を迫られた梢が話を一切聞かず、拒否する場面の撮影が行われていました。梢役の沢井美優さんは手に持っていたポテトチップスのかけらが口の周りにいっぱい。最初は苦笑いしていた沢井さんですが、準備が済み口の周りをチェックすると、「もう少しここにカケラを…」と。梢を楽しみつつ思い切り演じていた沢井さんですが、この役を演じる上で頼もしいアイテムがあったとか。それはいつも身につけていた止め具が蝶になっているベルト。このベルトでウエストを締めると、一気に梢モードになれたとか。現場では“変身ベルト”と呼ばれていたそうです。

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海老原家のセットでは小野真弓さんを発見。皆さんが上品かつ大仰で独特な言い回しが続くセリフを言う中、小野さんが演じる日菜子だけは常にジトッとした雰囲気に包まれ、口数も少なめ。小野さんはそんな日菜子をどう演じたのでしょうか? 小野さんに作品の感想と合わせてうかがいました。

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「この作品は話が劇的。情念の塊というか。他のキャラクターがどんどん攻める中、日菜子は受け身ですよね。それに人の言うことをすぐ信じちゃう。ある意味素直な人だと思います。ただ、気持ちの面では『エライところに嫁いで来てしまった』というのが本音じゃないでしょうか(笑)。それでもお嬢さまだから“離婚”という選択肢は彼女の中にないし、そもそも瑞彦さんのことはとても愛しています。心の中にはいろいろなものが渦巻いていながら、無駄にニコニコしているのは“モンスター”だらけのこの家でどう過ごせばいいのか彼女なりに考え、手に入れた処世術だと思います。ただ、それでも『何を考えているのか分からない』なんて朔子さんには言われちゃいましたけど。
 瑞彦さんに対しては、『私のことを見て』という気持ちが一番じゃないでしょうか。それでも感情を爆発させなかったのは、周りがあまりに毒々しくて『あんな品のないこと、私は出来ないわ』と変に客観視していたからだと思います。私からしたら、日菜子は世間知らずに思えます。それでもこの作品の中ではまともなほうかな…(笑)
 他の登場人物が超個性的な中、日菜子は視聴者の皆さんと同じ目線を持った役だと思っていました。ある意味、日菜子の存在自体が“ツッコミ役”だったような。正直、共演者の皆さんが過激で印象に残るセリフを言っていたのはうらやましかったです。もしまた中島先生の作品に出演する機会があれば、ぜひ毒のあるセリフを吐きたいですね(笑)」

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 そして、クランクアップの日が近づく中、美波のバー「タイタン」のセットで徳美のお別れ会のシーンの撮影が数時間かけて行われました。
「タイタン」と言えば、いつも美波の横にいるイケメンバーテンダーが気になっていた方も多いのでは? バーテンダーの森口を演じた安藤龍さんのコメントをどうぞ。

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「今回は素敵なお姉さまに囲まれましたが、こういう機会はなかなかないので新鮮で楽しかったです。休憩中に皆さん“ガールズトーク”をしていらして、ちょっと聞き耳立てていました(笑)。森口に関しては、美波さんのご主人が外国人ということで、仕事もできるし、顔が外国人のように濃いから採用された、という裏設定を作って演じさせていただきました(笑)。この作品のテーマで年の差恋愛、僕もいいと思います。こう見えて僕は結構甘えたがりなんですよ(笑)。だから頼りになる年上の女性っていいなって思いますね」

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「タイタン」シーンの名物と言えば、“アラフォー美女軍団”のトーク。テンポ良くあけすけな会話が展開されました。撮影終了後、北原佐和子さん、小原正子さん、中原果南さんに話をうかがいました。

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――それぞれの役をどう演じましたか?
北原さん(以下:北)「これぞ“オバちゃん”というイメージで。セリフが上品に聞こえつつ、実は下品というとても難しいもので、頭の中に入れるのがとにかく大変でした」
小原さん(以下:小)「衣装が斬新でしたよね(笑)。ドラマ初出演なので周りの皆さんに迷惑をかけないよう心がけました」
中原さん(以下:中)「最初は斎へのライバル心を意識しましたが、古い友人ということもあり、結局最後は斎を応援するポジションになりましたね」
――斎のような恋愛をどう思いますか?
北「芸能界でものすごく年下の男性と結婚されている方もいますが、見ているとイキイキしていますよね。刺激を受けているんだなと思いますが、自分に置きかえると…」
小「私も年下の男性は“なし”です」
北「言い切ったけれど、もし志田ちゃんみたいにあれだけ熱心に言い寄られたら?」
中「子犬みたいにつぶらな瞳で熱く!」
小「そういう経験がなかったので(笑)。もしそういう人がいたら考えが変わるかも」
中「私も年下の男性を恋愛対象として見たこと、なかったな」
小「中原さんはご結婚されているから、もし誰かと恋に落ちたら“リアル斎”になってしまいますもんね」

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――勝手なイメージで、小原さんは年下の男性を“教育”する方かな、なんて(笑)。
小「それはあくまでイメージですよ。勘違いされているようですが、女の子は誰だって男性に優しくされたいんですから(笑)」
北・中「そうそう」
――今回演じた役柄はまさに“肉食系”でしたが、ご自身は?
小「私も肉食系。それも良い肉がいいので“牛肉食系”で(笑)」
北「小原さんが牛なら、私は鶏だな。“チキン系”」
小「北原さんは“ビビり”なんですか? 大阪でチキンってそういう意味ですよ」
北「いや、牛ほどこってりしてないという意味だったのだけれど…。でもビビりなところもあるかも(笑)」
中「結婚している身としてはもうギラギラしていなくていいので、“元隠れ肉食系”かな」
北「元とは?」
中「結婚したとき、自分から『この人!』と積極的に動いたので」

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 11月下旬、いよいよ迎えたクランクアップの日。その“怪演”ぶりが話題となった、毬谷友子さんの撮影がすべて終わったのは夜の早い時間。そこに志田役の高田翔さんがお世話になったキャストの皆さんにお礼を言うために忙しいスケジュールを縫って、やって来ました。そんな高田さんを見て、満面の笑顔になった毬谷さん。撮影が終わった感想をうかがうと、「演じることがとても大変な役でしたが、女優として多くのことを学びました。視聴者の皆さんをこの作品が元気つけられていたらうれしいです」と語ってくれました。

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 いよいよ撮影もワンシーンを残すのみ。床嶋さんと内さんは一緒にオールアップとなります。最後の撮影がラブシーンで、「それもこの作品っぽい(笑)」と内さん。最後のカットでも深く愛し合う斎と潮の心情を体現していたお二人。撮影の終わりにはお互いを労わるように笑顔でうなずきあっていました。

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最後に床嶋さんと内さんのクランクアップ直後のコメントをご紹介します。

床嶋さん
「よく乗り切れたな、というのが正直な今の感想です。現場でのスタッフ・キャストの皆さんのサポート、視聴者の皆様の応援のおかげで頑張れました。人生って答えがないものですが、『天国の恋』をご覧になり、刺激を受けてくださったり、元気になってくださったり、あるいは斎の生き方を見ていろいろ考えてくださったり。さまざまな見方があったと思いますが、ご覧になって下さった方にとってこの作品が“エネルギー”になっていたら幸いです。『天国の恋』の“天国”とはどんなものだったのか。皆さんに伝わったでしょうか」

内さん
「潮のセリフはすごく叙情的というか、まるでポエムでも言っているようなものがたくさんありました。“至上の愛”や“至高の愛”と何度言ったことか(笑)。言葉のセンスがこれだけずば抜けているんだから、製薬会社で働かなくても作家としてやっていけますよね、きっと(笑)。『天国の恋』の世界は僕にとってまさに“非日常”。設定、セリフ、会話が“非日常の三拍子”でしたが(笑)、ファンタジーだと思って取り組んだし、それを視聴者の皆さんが楽しんでくれていたらうれしいです。これまで経験したことのない演技に挑戦できて、僕の視点も広がったと思います。今回、年上の女性との濃厚な恋愛を経験させていただきましたが…、年上の女性っていいですね(ニヤリ)」

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