とげ 『小市民 倉永晴之の逆襲』

毎週土曜日よる11時40分

ストーリー

イントロダクション

倉永晴之は、どこにでもいるイチ市民なのです。

小市民の一人として、妻と小3の息子と共に穏やかに暮らしてきた主人公の倉永晴之(田辺誠一)。過度な贅沢はせず、もちろん犯罪にも手を染めず。
風で倒れた自転車を起こすことはなくても、シルバーシートに座ることを我慢する程度の良識は持っている。

市民生活部市民相談室の主査(係長)に異動してからの3年間は、市民からひっきりなしに寄せられる苦情や要望に追われ、胃痛と戦う日々だ。
共に働く主なメンバーは、見栄っ張りで小心者の上司、気持ちの浮き沈みの激しいアラフォー女子、コミュニケーションを一切取ろうとしないミニスカ厚化粧女子…
中には、頼りになる若手男子もいるが…。
唯一の楽しみは、飼っている熱帯魚・アロワナに愚痴りながら飲む発泡酒だけ。

倉永晴之には、とんでもない声が届くのです。

市民から寄せられるのは『間違えてゴミとして出した給料を取り戻してくれ』『隣のベランダから匂う洗濯物の洗剤の残り香がキツすぎて気分が悪い』『義務教育なんだからランドセルは市が購入すべきだ』…一蹴すればいい内容でも、苦情を恐れ各部署がたらい回し。
つまり、晴之がいる市民相談室は、“モンスター市民”と市役所の間で板挟みの部署なのだ。

ある日、怒鳴る男の電話をとる晴之。
「運動公園の金網が破れていたせいで子どもが怪我をしたから治療費を払え!」
またもや晴之は様々なトラブルに巻き込まれていく…

さらに追い打ちをかけるように、週1度のペースで苦情を持ち込む名物おばさん、妻の怪しい行動、息子のいじめ首謀者問題、自宅への嫌がらせなどなど…
晴之のイライラは募るばかり、ストレスは爆発寸前!

そして倉永晴之は、ついにキレてしまうのです。

「もう、トラブル巻き込まれ人生なんて真っ平だ!」
気弱で静かな小市民・倉永晴之が、ついに切れた!切れる! 切れるッ! 切れまくるッッ!!

日常にためていた心配、不安、恐怖、ストレスという「人生のトゲ」をぶちまける!
全身を包み込む快感! この快感は、クセになる!!
頑張れ! 負けるな! 倉永晴之!
オトナの土ドラ第4弾「とげ」は、職場や家庭にあるトラブルに奮闘する働くオトナの応援歌!!

土曜の夜は、“ストレスフルジェットコースタードラマ”を観て眠れなくなる!!

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