とげ 『小市民 倉永晴之の逆襲』

毎週土曜日よる11時40分

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制作発表レポート

10月14日

 毎週土曜(よる11時40分)に放送される、東海テレビ制作オトナの土ドラ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』の制作発表会見が都内ホテルで行われ、田辺誠一さん、西田尚美さん、鹿賀丈史さんが登壇しました。

晴之と似ています。僕も普段、オドオドとしているんで…

 フジテレビ系連続ドラマ初主演の田辺誠一さん。倉永晴之の役作りについて、
「晴之に似たところがあるかもしれないです。僕も普段オドオドしているので、わりと自然にやらせていただいています」
と会場の笑いを誘い、また、市役所の印象は?という問いに、
「市役所というものを実は生活するうえであまり考えたことがなくて…でもここは、みんなが楽しく幸せに生きたいということをサポートしているんだなという役割を、僕は市民相談室にいて実感しています。でもモンスター市民と対峙していたり、市役所内でも派閥があったりして、いろんなとげが刺さっているのですが(笑)」
と話していました。そんな田辺さんのストレス解消法は、晴之がアロワナに話しかけるのと同様、愛犬に話しかけることが日々の癒しということでした!

旦那って、外であんなに頭を下げているんだ…

 晴之の妻・倉永裕美を演じる西田尚美さんは役作りについて、
「倉永家は共働きなので、夫を尻に敷いているところもちらほら見えると思いますが、これから回を重ねるごとに、少しずつ裕美も変わりつつあるのかな。田辺さんとは私がモデル時代からご一緒しているので、夫婦役は初めてですがすんなり入れました。田辺さんは昔からあまり印象が変わらないです。外で旦那さんがあんなに頭を下げているのとか女性は知らないですよね。このドラマを見て、外でうちの旦那は頑張っていると気づいて欲しいかな。私も外でうちの主人が働いているところを見たらもしかしたら、惚れ直すかもしれないです」
と話していました。

一係長の分際で市長に意見するとは!!

 わにのくに市長、常磐栄太役を演じる鹿賀丈史さんは、
「こういう役柄は声の大きい人が多いという印象なので、とにかく大きな声で演じています。市長という役は実態が見えにくい部分もありますが、常磐の人柄の部分も出していきたいです」とコメント。
 さらに回を追うごとに、晴之の逆襲のシーンがエスカレートするという期待に、田辺さんは、
「そのうち、常磐市長に向き合うことになりますよ」
と、鹿賀さんの方を向きながらニヤリ。すると鹿賀さんも、
「晴之は一係長の分際で、市長の私に食ってかかるんですよ」
と会見でもプチバトル勃発。さらに、
「田辺さんはとても物静かなイメージなのに、市長に向かってくるときは相当な迫力なので、普段でかい声で話している私もそれに負けずに声を張り上げています」
と話すと、田辺さんも、
「鹿賀さんがものすごいエネルギーなので、それに負けないように演じています」
と、対峙の激しさを物語っていました。

ヘタウマからウマウマになりたい!?

 田辺画伯としても話題になっている田辺さん、「ヘタウマと皆さんに言われることは嬉しいですが、僕としてはもう少し画力を上げてウマウマと言われたい」とコメント。そこで、即興で晴之の成長を描くことになった田辺さん。

できあがった画伯の絵は現在の晴之は豆粒のような姿、そして成長を遂げた晴之は画面に納まりきらないほどに巨大化!!

「今は小市民ですが、枠に収まらないぐらいに成長したいという意味が込められています」
と力強くコメントする田辺さん。絵を見た西田さんは巨大化した夫が頼りになると思ったのか、
「これならついて行ってもいいですね」
とコメント。鹿賀さんは、
「最初の頃の晴之は小さくてかわいかったんですが、どんどん私に歯向かって巨大化していくという…。おもしろいですね」
と感心していました。

みなさんにとってのヒーローとは!?

 さらに、小市民ヒーローの誕生というドラマとかけて、「子供の頃のヒーローは誰?」
という質問に田辺さんは、「子供の頃は野球が好きで、僕の完全ヒーローは王貞治さんです」
と答え、西田さんは、「ヒーローは父。子供の頃ボウリングが好きだった私を、いつもボウリング場に連れて行ってくれて、私を喜ばせることが大好きな人でした」。
鹿賀さんは、「力道山がヒーローでした。新しい日本人像みたいのを感じて子供心にプロレスの試合を一生懸命見ていました」
と、それぞれ話していました。

アップテンポで痛快なストーリーは共感度抜群!! 変貌を遂げた倉永晴之は、果たしてこのドラマが終わるとき、どう変わるのか!?

オトナの土ドラ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』をお楽しみください。

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