東海テレビ・フジテレビ系全国ネット毎週土曜 よる11時40分〜

Special スペシャル

最終話みどころ 涙のベッキー「優しさをすごく考えさせられた作品」

TOPICS

心を揺さぶるテーマに「深い」「考えさせられる」とネットで噂のオトナの土ドラ。要潤主演の『悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~』が、いよいよ今週エンディングを迎える。6話から続く最終章『資産家夫殺し裁判』の完結篇だ。

“悪魔の弁護人”と呼ばれていた御子柴(要潤)が殺人罪で起訴された実母・成沢郁美(浅野温子)を弁護するなかで少しずつ変化。感情をほとんど出さなかった御子柴に人間味が垣間見える時も出てきた。裁判は検察サイド優勢のなか、先週放送の7話では御子柴がいきなり廃業宣言! 裁判の続きは?御子柴事務所の存続は?ドラマはどんな終わりを迎えるのか…そのヒントを求めて3人のキャスト(要、ベッキー、津田)に話を聞くべく、それぞれのクランクアップ現場に出向いて取材した。

ベッキー「優しさという言葉をすごく考えさせられた作品」

<ベッキー クランクアップコメント>

寒い冬の朝、多くの通勤客が通る都内某所の川沿い。最後のシーンを撮り終えたベッキーはスタッフが拍手するなか監督から花束を渡されると「あー、なんか急に寂しくなりました」と大きな目を潤ませた。スタッフから「泣かないで!」と声がかかるなか、気丈かつ明るくスタッフへ労いの挨拶を述べたうえ、寒いなか立ったまま取材を受けてくれた。

クランクアップを迎えての感想は?
もう本当に幸せな現場でした。個人的には反省点しか浮かばないけど、みんなの優しさがすごい印象に残っています。体調が少し辛い時もあったけど、皆さんが優しく接してくれていたので心はずっと穏やかでした。私自身は「優しさ」というものをすごく考えさせられた作品になりました。
一番印象に残っているシーン&撮影現場エピソードは?
【シーン】やはり法廷シーン。毎回毎回、要さんも津田さんも渾身の演技で、セリフも完璧で、お二人の気合というものを感じて「俳優さんって、すごいな」って思いました。
【エピソード】(撮影時間を)やたら巻く。最大5時間巻きとか(笑)。押したとしても10分くらいでしたね。あと怒っている人がほぼいなかったので「こんな明るい健全な現場あるんだ~」と思って「一生このスタッフとドラマできたらいいのに」って思いましたね!(笑)
最終回の見どころを含め視聴者へメッセージを!
最終回は一人ひとりの思いがビシビシ伝わるというか、もちろん主人公は御子柴礼司ですが「あの人の気持ちはこうやって着地するんだ」とか「最終的にこっちの方向に向かうんだ」っていう終わり方がとにかく素敵で、皆さんが誰に想いを重ねるかはわからないですが、ジーンと来る終わりになっていると思います!

津田寛治「骨太な作品」に対し「自分の持てる力は出し切った」

<津田寛治 クランクアップコメント>

津田にとっての最後は都内の某レストラン、岬一家(弟と息子)3人の関係性が浮き彫りとなる食事のシーンだった。スタッフの「我らが早口&長台詞&色々やっていただきました岬恭平役・津田寛治さん、終わりでございます」というフリを受けて津田は「生涯の中でも良い仕事に出会えたなと思って本当に感謝をしています。現場は(重めの本編と)打って変わって明るくて、皆さんふざけていて(笑)楽しい現場でした!」と皆を笑わせた。

クランクアップを迎えての感想は?
よし、終わったという気持ちもあれば、楽しい現場だったので寂しい気持ちもある。色んな事をやりたくなるような現場だったので「ああしとけば良かった、こうしとけば良かった」と未練が残るところもあり、ちょっと複雑な気持ちだが、いま自分の持てる力を全て出し切った感はありますね。もっと自分が成長して、さらに良い俳優になっていきたいと思わせてくれる現場でもありました。自分にとっては「骨太なドラマ」でした!
一番印象に残っているシーン&撮影現場エピソードは?
【シーン】何をおいても法廷シーン、それと要さんですかね。あの大量かつ法廷の難しい台詞を感情の起伏なく喋り続けるというのを要くんが100%完璧にこなしつつ、その中に、にじみ出てくる御子柴の感情を本当にうまく表現されて、見ていて勉強になりましたね。
【エピソード】要くんと村谷監督が(差し)入れてくれたカフェカーのコーヒーがめちゃくちゃ美味しかったです。あと、差し入れを持って来てくださる方が多かったので、お茶場のお菓子が充実していて、僕はお菓子が大好きなので、すごく嬉しかったです。
最終回の見どころを含め視聴者へメッセージを!
毎週毎週どんでん返しのあるドラマではあったんですが、全話を通してまた1つ大きなどんでん返しがあって、最終話にそれが明らかになるんですね。なので皆さん、ほっとせずに、固唾をがぶ飲みしながら(笑)最終話を見ていただきたいですね!

要潤 ハード尽くしの現場だが「間違いなく僕の心の中に残る作品」

<要潤 クランクアップコメント>

本当にハードなスケジュールのなか、ハードな場所で、ハードなシーンを…ハードばっかりですね(笑)、でもスタッフの皆さんが日々ワンカットワンカット丁寧に撮っていく姿を見て僕もその気持ちに触発されて、何とか御子柴を演じることができました。最近は流れていく連続ドラマが多いなか、この作品は間違いなく僕の心の中に残る作品になりましたし、ずっと語り継がれていくような作品になったと思いますね。

要潤のクランクアップ取材の様子は1月24日配信で詳しくお伝えするので、お楽しみに!