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INTERVIEW

結婚発表でワイドショー並みの質問責めに!?
笠原秀幸「妻と一緒に野菜炒め!よりリアルに役作り!」

後半戦がスタートした神尾楓珠主演の土ドラ『顔だけ先生』。先週の第6話では、先生と生徒の“禁断の愛”に学園が騒然となるも、2人の純粋な思いに生徒たちも応援、土曜の夜に、じ~んわりと温かな気持ちになった方も多いはずだ。

『顔だけ先生』の撮影現場にも温かな、否アツアツの空気を届けているのが、今年9月に結婚した数学教師・藤嶋啓介役の笠原秀幸。神尾楓珠、貫地谷しほりら共演者たちから祝福されるも、「なんて呼ばれているの?」「家ではどんななの?」と、時間があれば質問攻めに。

第6話で生徒と恋におちる国語教師を演じた野呂佳代は、奥様の先輩。「お世話になっています!」と、現場では笠原が野呂に挨拶をする一幕もあった。

「毎回現場に来るのが楽しみ」と話す笠原、ドラマの話に加えて新婚生活なども教えてもらった。

笠原秀幸インタビュー

熱量がスゴイ職員室!芝居を作る場として楽しい!

藤嶋啓介役について
変わった先生が多い中、神経質な所もありながら自分は結構マトモだと思っている人ですが、少しズレているな…というのは感じます。ただ、生徒への思いや仕事に対する熱意はある印象は持っています。
現場の雰囲気は?
すごい熱量ですよ、特にこの職員室は(笑)。貫地谷しほりさん、八嶋智人さんという2人のパワフルな元気さと、和田聰宏さんも個性的ですし、阿部華也子さんも初めてのお芝居とは思えないぐらい元気で堂々としていて!三浦涼介くんも難しい役ですが、バランスがとてもいい役者さんだと思っています。大人チームの先生がうるさいですが、神尾楓珠くんもいつも楽しそうにしてくれていますし、遠藤先生としてナチュラルでフワッといてくれるからとても好きです。
テストから色々なチャレンジを皆さんがされて、少しでも職員室の芝居を面白くしようという熱があるので、僕もいろんなものを用意して試しています。するとちゃんと皆さん反応してくれますし、ディスカッションもできるので、お芝居を作る場として、あの職員室はとても楽しいですね。

結婚して覚悟が変わった! 妻と一緒に料理も! キッカケは、和田聰宏さん!

ご結婚おめでとうございます。キャストの皆さんからも祝福と質問攻めでしたね!
「家ではどうなんだ?」とか、「なんて呼んでるんだ?」とか、ワイドショーばりでしたね(笑)!
でもこれには僕に問題があって、結婚発表の日も近づいてきた中で、皆さんにお伝えした方がいいのかなと思いながらも、仕事の現場で言うのも…と、いろいろと考えすぎた結果、皆さんに言えないまま過ぎてしまったんです。しかも、結婚発表の日の2時間ぐらい前に、偶然違うスタジオで八嶋さんと居合わせてたくさんお話しまして、その後わりとすぐに発表だったので、八嶋さんもかなり驚かれていたそうです(苦笑)。
生活に変化は?
発表したことによって隠していることがなくなったので、そういう意味ではひとつ変わったのと、あとは俳優として真面目な話、覚悟が変わった。もっともっとちゃんとしなくてはいけないという覚悟が深まっている。真剣にやることは今までと変わらないですが、眠くても疲れていても、前より頑張れているという実感はあります。
撮影後には“奥様の手料理”が待っている!? 
妻は料理が好きなので、いろいろと作ってくれます。野菜炒めやハンバーグも作ってくれますし、昨日もおやつにポテトフライとかちょっとしたものも。ただ、同業者なので仕事に無理がないようにとは思っています。
実は和田さんがとても料理が得意な方で、ご家族の食事も作られていらっしゃるほど!
僕も料理を始めたいと思って、結婚以前からいろいろ質問していたところ、先日、和田さんから素敵な鉄のフライパンをいただきまして、妻と一緒にこのフライパンで料理を作るようになりました。先日は野菜炒めを作って和田さんに動画を送ったりして…。
“藤嶋先生”も結婚しているので、これでよりリアルに役作りができるのではと思います(笑)。

八嶋智人「守るべきものが増えると違うな!」

結婚を機に、仕事への意気込みが変わったと話す笠原。実際にこんなエピソードも!
遠藤先生の元に、みんながそっと近づく緊張したシーン。その時、貫地谷が付けていた“カイロ”が床に落ちるアクシデントが!しかし、後ろから来た笠原がそれに気付き、シーンをNGにしないよう、蹴って画角の外に出そうとした所、今度はそのカイロが、笠原の靴にくっついてしまう…!笠原は、そのまま芝居を続け見事OKに!笠原の好アシストに「守るべきものが増えると違うな」と、八嶋さん。

さらに、現場では、プレゼントかぶりの奇跡が!?

職員室チームと、スタッフ・キャスト一同から、プレゼントを贈ったところ、偶然にも同じメーカーの同じグラスに。何で乾杯しようかと奥様と相談中とのこと。末永くお幸せに!!

視聴者の皆様にメッセージを!
今が反映されている、令和の新しい学園ドラマだと思います。問題の解決方法がどんどん斜め上に行って、先生も生徒たちも混乱し、遠藤先生がさらに混乱させるんです。「それ、解決になってないじゃないか?」という遠藤先生のコメディ要素もありながら、内容はシリアスに、急に深くなったりするので、ジェットコースターのような展開を楽しんで頂けたらと思っています。僕も毎回台本を読みながら、「こっちに行くの?」と楽しみながらやっています。