第4話10.30(土) 23:40〜
「子供の告白が成功するように、相手の子には何を言われても「はい」と言わせる練習をして欲しい」「親の自分が見ていて辛いから、子供の宿題を減らして欲しい」
職員室では、亀高(貫地谷しほり)ら教師たちが“子供ファースト”な保護者からの電話に悩まされている。が、川相教頭(八嶋智人)は「保護者様からのご相談は出来るだけご希望に沿うように!」と完全に“保護者ファースト”。
そんな中、2年B組では遠藤(神尾楓珠)の授業中、ヘッドホンを耳につけ音楽を聴いていた蟹江凛空(三浦獠太)が突然歌い出した。歌っている凛空は楽しそうだが、かなりの音痴でみんなも嫌そうな表情…。
「迷惑だって言ってまあすぅぅ!!!」
遠藤が蟹江のヘッドホンを強引に外して怒った!声は裏返り、明らかに怒り慣れてない様子。蟹江も歌うのを止めて、一応その場は収まったのだが…。
職員室には璃空の父親・安樹(安井順平)から電話が入った。「遠藤って教師を出しなさい……っ」川相から贈答用のチョコレートを渡された亀高は遠藤と共に蟹江家に出向くことに…。
凛空・両親・祖母の全員が同じトレーナーを着た蟹江家は、子供のためなら何でもするツワモノ一家だ。その場を早く終わらせたい遠藤は凛空の歌声について正直に話し、亀高もつい同調。すると蟹江の祖母がICレコーダーを回していて…。
「子供を侮辱した証拠としてこれを公開する。嫌なら、私の言うとおりにしろ」と父親。その要求は、教員全員一週間、“カニベース”になって授業をすること…。
教師はみんな意味が分からないが、中村(和田聰宏)だけは一人理解していた。2人の間には、深い因縁があったのだ!?
“自分ファースト”の非常勤講師は、“子供ファースト”を拗らせたモンスターペアレントにどう立ち向かうのか?…立ち向かわないのか??