あらすじ
元禄15年12月14日。江戸・本所の吉良邸に赤穂浪士47人が討ち入った――
応戦する吉良上野介(ウド鈴木)だったが、主君の仇討ちを果たそうとする浪士たちに次第に押し込まれ、万事休すの状態に。一巻の終わり……かと思った次の瞬間、上野介が目を開けるとそこは令和の愛知県西尾市のロンドンバスの中。しかもなぜか謎の若い男(佐野岳)に乗り移ったようで容姿はすっかりイケメンに変わっていた!


そんな中、ケガをした上野介を介抱したのが、西尾市吉良町出身のエリート女子・高峰雲母(岡本あずさ)。医師の父・義久(天野ひろゆき)とともに、なし崩し的に上野介の世話をすることになるが、「現代の常識」を知らない上野介に振り回されることに。だが、その言動は「名君」ならでは。目からうろこの名言の数々で、周囲の人の心を救っていく上野の姿に、雲母もまた抱えていた悩みを打ち明けようとするが……