葉子が教会を訪れて懺悔室で懺悔をするシーンはドラマの中で何度も登場し、神父との緊迫した演技が話題になりました。ちなみにスタッフの間では“どこでも懺悔室”なんて愛称で呼ばれているほど、この懺悔室は簡易に組めるセットだったんです。
美術スタッフの阿久津さんは、「あの懺悔室はだいたい120センチぐらい。あんなに小さなセットはあまり作った経験がないですね」と言う珍しいもの。また、「年代的な使用感を出すために鑢(ヤスリ)や汚しの塗装をかけたり、壁も少し剥がすなどしていて、“汚し具合がリアルですね”と、監督にも言って頂けました」と話していました。これなら出張懺悔も可能、どこでも懺悔できちゃうってことですね!?
こういったスタッフの細かい心配りや熱意も、このドラマを支えています。