≪800円超の食パンも≫
4月12日は「パンの記念日」!
1842年のこの日、徳川幕府の命令で初めてパンが作られたとのこと。それから170余年、今は空前の“食パンブーム”に…。
そんな食パンの魅力や、長い間おいしく食べられるパンの保存方法を取材しました。
まずやってきたのは、名古屋の食パンブームの先駆けと言われている、「乃が美」。
ここで売られている食パンは、1種類のみ!
最高級のカナダ産小麦粉に、厳選された生クリームやハチミツを配合した、柔らかい「生」食パン。
1本で800円超えです!
お店は2015年5月にオープン。3年経った今でも開店前には行列が…。勢いは衰えていません。
2人組のお客さんは…
「モチモチ、食べると病みつきになります」
「(食パンは)どこでも売ってるんだけど、おいしいとね、つい」
柔らかい食感がクセになり、少々高くても繰り返し買う人が多いんです。
3年前、東海3県にはこの店しかありませんでしたが、今では7店舗まで増えました。
この「乃が美」の人気を受け、新しい食パン専門店も増加中。
去年10月、名古屋・栄にオープンしたのは「ぱんみみ」。こだわりは「毎日食べても飽きない味と食感」です。
1番人気の「レギュラー」1斤330円や、大粒レーズンがたっぷり入ったもの、北海道産の「チーズ」など、5種類の食パンを販売しています。
実際に食べてみると、普通の食パンとは耳のパリッとした香ばしい感じが全然違い、生で食べてもトーストで焼いているかのようでした。
ぱんみみ名古屋栄店・金森沙絵PRマネージャー
「『ぱんみみ』という店舗名からもそうなんですが、耳までおいしく召し上がって頂きたいです。同時に食パンが今、お米に変わる食卓の主役になる食べ物になってきていますので、そのような商品を毎日提供させて頂きたいというところからスタートしています」
毎日食べるものをちょっと特別に…。高級食パンはこうした消費者の心理からブームの域を超えて定番化しつつあるようです。
≪1ヵ月おいしい!パンの保存方法≫
しかし、美味しい食パンを1斤買っても全部は食べきれない…という方も多いのでは?
そこで知りたいのが、食パンを保存した後でもおいしく食べられる方法。それを教えてもらうべく“バタートースト評論家”の梶田香織さんを訪ねました。
用意するものはアルミホイルにラップ、保存袋。
まずはアルミホイルでスライスした食パンを包み、空気を抜くように密閉します。
さらに上からラップで包み、保存袋に空気を抜くように入れます。
後は冷凍庫に入れるだけ。これで他の食品の臭いが付きにくくなり、1ヶ月は保存できるそうです。
梶田さん
「高ければ高いほど、丁重に扱い、大事に焼いてあげるといつもおいしく食べられます」
まさに膨らみ続ける“食パン熱”!皆さんも好きなお店を選んでお家で楽しんでみてはいかがでしょうか…。
【乃が美 はなれ 栄店】
【ぱんみみ 名古屋栄店】