はっきりと名前がつかない家事で、積もり積もると手間になる『名もなき家事』。その1つが自宅に届くダイレクトメールなどの「不要な郵便物」。
届かなければ仕分けが楽になりますが…。家事研究家・香村薫さんにその解決方法を聞くと「受取拒絶」ができるといいます。
方法は簡単。不要な郵便物に“赤”で「受取拒絶」と書き、押印または署名します。それを郵便ポストに投函するか、郵便局の窓口に持っていくと差出人に返還され、以後届かなくなります。
ただし、開封後は対象外になるので注意が必要です。ゴミも減らせるし、資源の無駄にもなりません。
ちょっとした発想の転換で解決することができる「名もなき家事」。香村さんは、「まずはこんな家事があるということを家族みんなに知ってもらうのが大事。どうしたらいいと思う?と問いかけることで、家族皆で考える機会をもってもらうと、コミュニケーションにもなっていいと思います」と話しています。