愛知県では5月12日から「緊急事態宣言」が発令されることが7日、正式に決まりました。
4月20日から5月11日までの日程で「まん延防止措置」が適用され、名古屋市を対象区域として飲食店への時短要請が出されていましたが6日、大村知事は「まん延防止」の期間延長を国に要請し、さらに尾張地域25の市町村を追加する考えを示していました。
しかし、夜になって事態が一変。政府が5月12日から5月31日まで「緊急事態宣言」の対象に愛知県を加える方針を固めました。
大村知事も西村担当相と電話で協議を重ねていたことを明かし、「医療体制がひっ迫している状況を踏まえた」と説明しています。
現在の「まん延防止措置」から生活はどう変わるのか、まとめました。
まん延防止措置では、名古屋市で午後8時まで、その他の市町村にも午後9時までの時短を要請していましたが、宣言後は「県内全域で午後8時まで」となります。
その上で「酒類の提供をやめるよう要請」、時間に限らずお店では酒を出さないでという厳しいものです。
また、デパートなど大型の商業施設に対しても、午後8時までの時短を要請。
さらに、スポーツ観戦やコンサートなど大規模イベントでは、変わらず収容数の50%以下か最大5000人とし「無観客」にはなりません。