第387回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成12年10月11日(水)
2.出席者
出席委員
葛西敬之委員長、角田牛夫副委員長、小澤和佳委員、北村明美委員、小林素文委員、小中陽太郎委員、濱田典保委員、林哲郎委員、夢童由里子委員 (敬称略)
社側出席
若松信重代表取締役会長、飯田幸雄代表取締役社長、石黒大山代表取締役副社長、佐藤卓男(取)番組審議室長、山内公明編成局長、田中常久制作局長、筑紫正臣報道局長、阪田晃スポーツ局長、山田範雄編成局次長兼編成部長、長江正報道部長、中尾有紀報道部ディレクター
3.議 題
- 10月改編の説明
- 東海の映像2000「父に捧げる夢舞台~竹中美穂シドニーへ~」(9月12日(火)深夜1時20分~1時50分放送)を審議
- 過去一ヶ月間の東海テレビの放送について
- 報告:番組に関しての意見、苦情等の概要(9月分)
- その他
4.議事の概要
1.10月改編について
- 改編率は全日12%、ゴールデンタイム32%
- デジタル時代の新たなソフト展開として中部ブロック7社共同制作番組を日曜昼にレギュラー化
- 深夜に格闘技系バラエティー、インターネット関連のバラエティーの2本を自社制作すること等を説明
2.審議番組に関して委員からは
- オリンピックというとスーパースターばかり取り上げられるが、郷土の身近な女の子を紹介することでオリンピックがより近く感じられた。
- 華やかなオリンピック報道ばかり目立つが、地方で師弟が一体となって地道にオリンピックを目指す姿が良く描かれていた。
- 主人公がライバルを見つめるまなざし、けがを克服しようとする姿がよく映し出されていて見終わってさわやかな気分にさせられた。
- 主人公のインタビューが少なく、彼女のオリンピックへの思いや家族への心情などが今一つ伝わってこなかった。
- 番組で何が訴えたかったのか、なぜ彼女を取材対象に選んだのかはっきりしなかった。
等活発な発言が相次いだ
4.9月一ヶ月間に1552件にのぼる視聴者から頂いた問い合わせ、意見、苦情についてその概要を社側から報告。
5.改編毎に各社が指定、公表する「少なくとも週三時間の青少年に見てもらいたい番組」について東海テレビの指定番組を報告。
<推奨番組>
「ポンキッキーズ」毎週土曜 6:30~7:30
「晴れたらイイねッ!」毎週土曜 8:00~8:30
「ふるさと紀行」毎週日曜 7:15~7:30
「ふれあい見つけ旅」毎週日曜 9:00~9:30
「てれび博物館」毎週日曜 10:00~10:30
「サザエさん」毎週日曜 18:30~19:00
「発掘!あるある大事典」毎週日曜 21:00~21:54
以上7番組 4時間9分
- 伊予テレビの自動車ローン詐欺事件報道に対し、BRC(放送と人権等権利に関する委員会) がテレビ局に権利侵害があったとして初の勧告決定を出したことを報告。
- 盗撮容疑で事情聴取を受けたタレント田代まさしの番組への出演について社側の対応を報告。