第389回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成12年12月5日(火)
2.出席者
出席委員
葛西敬之委員長、角田牛夫副委員長、小澤和佳委員、北村明美委員、小中陽太郎委員、小林素文委員、鈴木郁雄委員、多賀潤一郎委員、濱田典保委員、林哲郎委員、夢童由里子委員
社側出席
若松信重代表取締役会長、飯田幸雄代表取締役社長、石黒大山代表取締役副社長、佐藤卓男(取)番組審議室長、山内公明編成局長、田中常久制作局長、筑紫正臣報道局長、阪田晃スポーツ局長、祖父江茂樹制作部副部長
3.議 題
- 月曜日~土曜日の午前中に放送の「ぴーかんテレビ 元気がいいね!」に加え来年1月から午後帯に「生活応援番組 すっぴんテレビ」を立ち上げることになり『ローカル情報番組のあり方』について審議
- 過去一ヶ月間の東海テレビの放送について
- 報告:①番組に関しての意見、苦情等の概要(11月分)
②「放送と青少年に関する委員会」のバラエティー番組に対する見解 - その他
4.議事の概要
1.「ぴーかんテレビ 元気がいいね!」に対して委員からは
- 身近で役立つ情報が紹介されるので主婦にとって有意義な番組だ日替わりのテーマでバラエティーに富んでいておもしろい番組だ
- 司会者とレポーターの組み合わせも良く家事をしながら気軽に見られる番組だ
- 視聴対象がはっきりしていてこの地方の情報満載で退屈せずに見ることができた
- 日替わりのテーマでバラエティーに富んでいておもしろい番組だ
「ローカル情報番組のあり方」について委員からは
- 生活を楽しむ話題だけでなくゴミなどの環境問題や青少年問題なども取り上げ見る人のためになるような番組にして欲しい
- 新番組の「すっぴんテレビ」は「ぴーかんテレビ元気がいいね!」と同じ主婦向けの番組なのでテーマが重ならないような工夫が必要だ
- 深みのある番組にするにはコメンテーターの人選が重要だ
- より地域に密着するという意味で市民が主人公となるような番組作りに心掛けて欲しい
- アナウンサーに狂言回しのような役割を求めるべきではない
- 新聞紙面をそのまま伝えるのではなく自分の足で取材したものを紹介して欲しい
等活発な発言が相次ぎました
3.
①11月一ヶ月間に1732件にのぼる視聴者から頂いた問い合わせ、意見、苦情についてその概要を社側から報告しました。
②日本民間放送連盟とNHKが共同で設けた「放送と青少年に関する委員会」がフジテレビ制作の「めちゃ2イケてるッ!」とテレビ朝日制作の「おネプ!」に対して青少年への配慮に欠けるとした見解を出しました。「めちゃ2イケてるッ!」の『しりとり侍』のコーナーで、しりとりを間違えた出演者を集団でめった打ちにする罰ゲームは「暴力やいじめを肯定するメッセージを伝える」と指摘しました。これを受けて制作局のフジテレビは改善策を見出すまでこの コーナーの中止を決めたことを報告しました。