第393回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成13年4月5日(木)
2.出席者
出席委員
葛西敬之委員長、角田牛夫副委員長、池田篤子委員(新任)、小澤和佳委員、北村明美委員、小中陽太郎委員、小林素文委員、鈴木郁雄委員、多賀潤一郎委員、濱田典保委員
社側出席
若松信重代表取締役会長、石黒大山代表取締役副社長、佐藤卓男(取)番組審議室長、山内公明編成局長、田中常久制作局長、筑紫正臣報道局長、阪田晃スポーツ局長、山田範雄編成局次長兼部長、長江正報道部長、内田久美子報道部ディレクター
3.議 題
- 委員長、副委員長の選出
- 4月改編についての説明
- 「家族の選択~子どもが不登校になったとき~」(3/26(月)25:20~26:15放送)を審議
- 過去一ヶ月間の東海テレビの放送について
- 報告:番組に関しての意見、苦情等の概要(3月分)
- その他:青少年向け推奨番組の公表
4.議事の概要
1.互選の上、委員長に葛西敬之委員、副委員長に角田牛夫委員を選出
2.4月改編について下記の主なポイントを説明
- 今年1月から「暮らし応援番組 すっぴんテレビ」をスタートさせ、午前中の「ぴーかんテレビ元気がいいね!」と合わせて地域密着情報番組が充実
- 東海テレビ制作「年の差バトル!言い分vsEぶん!!」が月曜ゴールデンタイムに進出
- ゴールデンタイムに時代劇を復活
- 昭和51年から続いた「プロ野球ニュース」がタイトルを「すぽると!」と変更して、サッカー、格闘技などより幅広いジャンルのスポーツを取り上げる番組に生まれ変わった等
3.審議番組に対して委員からは
- 「ひきこもり」「不登校」の問題は、教育制度、心の医療の在り方など、いろいろなものを含んでいる。この番組をきっかけに新しい切り口でこの問題に取り組んで欲しい
- 非常に重く、難しいテーマを真正面から取り上げたことは評価する
- 番組では問題を投げかけるのみで、親の在り方、教育制度の改善など解決の糸口になるようなことも言って欲しかった
- 何故「ひきこもり」「不登校」になったのか、もう少し解き明かして欲しかった
- 子供だけが本音で話しており、親の本音が出ていなかったように思う
- 構成がバラバラで分かりづらかった。三つの例をオムニバス的に見せた方が分かりやすかった
- 1~2年先取材した子供がどのような生活をしているのか。是非取材を続けて欲しい
など活発な発言がありました